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グレイルさん




ここは、とある家族の住むクリミア家。

お魚くわえたドラ猫を裸足で追っ掛けちゃうお茶目なグレイルさんは、近所でも有名な若奥様♪


さあ、今日はどんな一日を過ごすのでしょうか。


楽しいグレイルさんの一日の始まり、始まり☆








グレ「うむ、今日も良い天気だな。ほら、ヨファ起きなさい」

ヨファ「はぁい…。ふわぁ」

グレ「ほら、あなたも起きろ(ユサユサ)」

ティア「(ガバッ)は、はいっ!すぐ起きますっ!」

グレ「ははっ、今日は随分目覚めが良いな」

ヨファ「ていうか、もうお昼前だよ」

グレ「何!?」

ヨファ「ほら(時計を見せ)」

グレ「こうしてはおれん!早く母さんの手伝いをしなければ!(ダダダ)」

ヨファ「わぁ、ママ早いなぁー♪」

ティア「今日も素敵だわ…グレイル…v─っと、じゃあ布団はパパたちで片付けようか?」

ヨファ「はーい」




■お茶の間

グレ「(ズザザッ)すまんっ!寝坊した!」

キルロ「おや、グレイル。寝坊なんて珍しいですね」

セネリ「慌てているのは分かりますが、お茶の間に駆け込んでくるのは感心しませんね」

グレ「む…。そうだな、すまん父さん」

セネリ「とりあえず、お茶でも飲んで落ち着きなさい。母さん、お茶」

キルロ「うん、分かったよ」

ガト「もうお姉ちゃんは相変わらず騒がしいんだから(裏声)」

グレ「いや、つい寝坊したものだから、慌ててしまってな」

ガト「もうっ!ダメだよ、寝坊したりしちゃ(裏声)」

シノン「何言ってんだガトリー。姉さんは疲れてんだから、ちょっと位寝坊したって普通だろうが」

ガト「えーっ、疲れてるのはお母さんやお父さんも一緒でしょ?お母さんたちはちゃんと起き(ry」

シノン「黙れ、パンモロ筋肉野郎」

ガト「ちゃんとスカート履いてるもんっ!ほら!(ヒラ)」

シノン「ヒラヒラさせんな!セクハラで訴えるぞ!!」

キルロ「ま、まあまあ…。二人ともケンカしちゃダメだよ」

セネリ「そうですよ。ただでさえあなたの今の姿は視覚の暴力なんですから、自重しなさい、ガトリー」

キルロ「Σそこ!?ケンカを止めて下さいよ、父さん!」

グレ「ははは、シノンとガトリーは仲良しだなぁ」

キルロ「ΣΣちゃんと見てました!?ケンカしてましたよ!!?」

グレ「……あーっ!!」

シノン「ど、どうしたんだよ姉さん?いきなりデカイ声出して…」

ガト「お茶にゴキブリでも入ってた??(裏声)」

グレ「いや、布団を畳み忘れていた!早く畳んで来ないと!」

キルロ「そそっかしいですね」

セネリ「ついでにティアマト君とヨファも起こしてきなさい。お昼も近いことですし」

グレ「いや、二人はもう起きて──」

ティア「(ガラガラ)おはようございます」

ヨファ「おはようございます!」

シノン「おう。おはようティアマト義兄さん、ヨファ」

ガト「おはよう二人とも!随分ゆっくり寝てたのね。昨日寝るの遅かったの?(裏声)」

ヨファ「シノンお兄ちゃんはお休みの日なのに、ちゃんと起きれたんだ。やっぱりすごいね♪」

シノン「おう。まぁな」

ティア「あぁ、そうだグレイル。布団は畳んでおいたから」

グレ「すまん。疲れているだろうに…」

ティア「い、良いんですっ!だん…じゃなかったグレイルにばかりやらせるのは心苦しいから」

グレ「…ありがとう。優しいな、ティアマトさんは(ニコ)」

ティア「い、いえ…///」

ガト「てゆーか、もしもーし!私の質問無視ですかー!?(裏声)」


(ぴんぽーん☆)


?「こんにちはー!」

キルロ「あ、お客様さんだね。はーい」

グレ「いや、俺が出よう。母さんは座っていてくれ」

キルロ「そうかい?それじゃ、お願いします」

グレ「どちら様ですか……っと」

ボレ「こんちは、グレイルさん」

ミスト「近くに寄ったから、寄らせてもらったんだ」

アイク「だー」

グレ「おや、アイクちゃんも一緒か」

オスカ「お邪魔します、おばさん」

グレ「何だ、オスカー君まで一緒じゃないか。とりあえず、上がっていってくれ」

ミスト「え?でも…。お邪魔じゃない?」

グレ「いや、折角来てくれたのに悪いからな。お茶でも飲んで、ゆっくりしていってくれ」

ボレ「せっかくグレイルさんもこう言ってくれてる事だし、上がらせてもらおうぜ」

ミスト「そうだね。それじゃ、お邪魔します」

アイク「ばぶー」

オスカ「私も良いんですか?」

グレ「勿論。さ、上がってくれ」

オスカ「それじゃ、お邪魔します」



■お茶の間

グレ「お客さんに上がってもらったぞ」

キルロ「え?あっ、ミストさんにボーレさん!」

ミスト「お邪魔してます」

セネリ「ΣΣ!!アイクちゃん!(ギュッ)」

キルロ「Σお父さん、素早すぎですよっ!;;」

アイク「だー」

ヨファ「いらっしゃい、アイクちゃん」

アイク「ばーぶー」

セネリ「あぁ、アイクちゃん!今日も聡明で可愛いですね!!(ギュー)」

アイク「だー」

ガト「ちょっとお父さん!アイクちゃん嫌がってるんじゃない(裏声)」

セネリ「アイクちゃんはそんな子じゃありません」

キルロ(真顔で言い切った…!!;;)

グレ「ははは、一気に騒がしくなったなぁ」

オスカ「…相変わらずすごいな、シノンの家は」

シノン「おう、来てたのか。オスカー」

オスカ「あぁ。つい発言のタイミングを逃してしまったよ」

シノン「だろうな…」

セネリ「そうだ!お昼も近いことだし、ご飯をご馳走したらどうです?いえ、是非そうしましょう」

キルロ「あ、うん…。そうしようか」

グレ「皆、何が食べたい?」

アイク「肉」

セネリ「超高級肉のステーキにしましょう」

キルロ(Σ他の人の意見聞く気なし!?;;)

グレ「よし。じゃあ、新鮮な肉を取ってきてやろう」

ミスト「え?取ってきてやろうってどこへ?」

グレ「(窓を開け手斧を構え)ん?」

ボレ「ここから狙う気なんすか!?」

グレ「あぁ。まぁ、見ておけ」

ティア「素敵だわ、グレイル…vv」

グレ「ふむ。あの鳥がいけそうだな。せやっ!!」

(ザシュ!)

グレ「よし、命ちゅ──」

シノン「つか、何かやたらデカくねぇか?」

ヨファ「大きいね〜」

キルロ「ていうかそれ……」

グレ「すまん。これ鳥翼族のカラスだ。間違えてしまった」

キルロ「やっぱりそうですか…ってえぇええええ!!;;」

セネリ「全く…。あなたのそそっかしさは小さい頃から直りませんね」

グレ「すまない、父さん」

セネリ「ふふ、構いませんよ」



……ということで。

そそっかしいグレイルさんのおかげで、クリミア家にはいつも笑顔が絶えないのでした☆



ちゃんちゃん♪



【ウソ予告】

ガト「はーい、ガトリーですっ!秋ってどうしてあんなにお腹が空くのかな?ついつい食べすぎちゃうんだよね☆次回は、『シノン、星になる』『アイク天下を統一する』『ラスボスはセネリオ?』の三本ですっ(裏声)」

グレ「それじゃ、また来週!じゃんけんポン!(ぐー)はっはっはっ」












【後書き】

…はい。ということで、リクエストありました傭兵団メンツのパロでした。
一応、日曜夕方の某国民的アニメの磯野さん家のパロです。分かりにくくてスイマセンorz
『だー』とか『ばぶー』とか言ってるアイクが書けたので私的に満足です←何
キャラ崩壊甚だしくてホントすいませ…!こんなんでもOKだったら幸いです。
乱文、お付き合い感謝ですっ!ありがとうございました!