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【オスケビ】




*海開き


ケビ「よーっし!!今日から海も解禁だな!!」

オスカ「そうだね、もう随分暑くなってきたし、涼むには丁度いいね」

ケビ「この程度の暑さで音を上げるとは、それでも俺の永遠の好敵手か!?ええい、情けない!!」

オスカ「いや…だから、海で涼もうかって話をしたかったんだけど…」

ケビ「海といえば絶好の訓練場所だな!!」

オスカ「うん、私の話は華麗にスルーかい?いや、まぁ。良いけど。…で、訓練って遠泳とか?まさかあの岩場まで泳ぐとか言わないよね?」

(オスカー、遙か向こうに微かに見える岩場を指差し)

ケビ「何を言ってるんだ、あんな所の訳がないだろう?」

オスカ「あぁ、そうだよね、流石に遠すぎ―」

ケビ「俺たちが目指すべきはあそこだ!!(ビシィ!!)」

オスカ「…うん。私の見間違いじゃないなら、君の指差してる方向には水平線しかないんだけど、どういうことかな?」

ケビ「大丈夫だ!俺たちならば世界の果てまでも行ける!否、むしろ行ってこそ真の騎士と言える!!」

オスカ「うん、すごい暴論を正論みたいに言わないでくれるかい?普通に考えて力尽きるから。途中で多分溺れるから」

ケビ「さぁ、いざ行かん!!あの水平線の彼方ま、うわっ!?」

オスカ「!危ない!」

(オスカー、バランスを崩したケビンを受け止め)

オスカ「全く…はしゃぐのは良いけど、ほどほどにね」

ケビ「う、うむ。すまない…」

オスカ「まぁ、今日は折角海まで来たんだし、のんびりしないかい?海でやることは他にもたくさんあるだろう?」

ケビ「うん?泳ぐ以外に何があるんだ?」

オスカ「そうだね。例えば…(ちゅ)」

ケビ「!?///」

オスカ「こうやって人口呼吸の練習、とかね」

ケビ「じ、人工呼吸ならもっと違うだろうが!今のではただの…!」

オスカ「じゃあ、人工呼吸するみたいにもっと深くすればいいのかな?」

ケビ「!!!う、あ…いや、その、だな…」

オスカ(顔真っ赤にして、可愛いなぁ)







久々のオスケビ小話でした。最初があまりにギャグギャグしかったんで、途中から甘くしようとしたらえらい方向にまっがーれ↑しちゃいました。すいませんorz
涼翅の住んでる地元では、7/1から海開きでした。←どうでもいい