雪恋慕
ひらり、ひらりと舞う華は
触れては融けて
水になる
ふわり、ふわりと舞い降りて
小さく小さく咲いていく
手折れぬ君は美しく
真白な君は、世界を白で包んでいく
嗚呼、どうか
僕のこの身体も
君の白で包んで欲しい
そうして
君のやさしい冷たさに包まれたなら
静かに眠りにつかせておくれ
雪が好き、という気持ちを込めて。昔、凍死に憧れた時期があったなぁ、と書いてて思い出しました。いやぁ、何て中二っぷりww
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