W副長パロで坂田副長の話。
坂田→夢主←土方という三つ巴
場所は多分、坂田の部屋。
何故か袴の夢主。
最初から最後までせっせしているだけの、やまなし、おちなし、意味なし。
喘ぎ声を使わずにエロを書いてみたかったので、夢主があんあん言っていません。
露骨な性表現。





袴の脇あきから手を忍ばせ、器用に着物の裾を割る。
己の腕の中でやめて、と小さくか細い声で抵抗する千草を力で押さえつけ、下着の上から秘所をなぞった。途端、しどけなく開いた唇から、甘い啼き声が小さくあがる。
銀時の背筋にゾワリと這い上がる独占欲。
土方はこの淫らな表情を知らないのだと思えば優越だった。

「声は我慢しろよ。みんなに聞こえちまったら不味いからな」

なんて仕様のない言葉を呟いて、千草の咥内に指を入れた。
帯を器用にほどけば、ぱさりと音を立てて袴が床に落ちた。
下着をずらし、しとどに濡れた蜜壺に、くちゅりと音を立てながら指を差し込む。それだけで蜜が溢れ出し、銀時の指を伝って畳を汚した。

「すげ。なに、千草ちゃん。俺の指、そんなに美味しいの?」

息を吹き掛けるように耳許で囁き、耳の裏をねぶる。花弁を掻き分け、蜜に濡れた指で花弁を掻き分け、花芯を摘まめば千草は一際、高く啼いた。

「ばか、声が出けぇって」

千草の口を掌で覆い隠す銀時だが、攻めることは止めなかった。指の腹で固くなる花芯を転がし、蜜壺に差し込んだ指の数を増やして執拗に攻め立てたのだ。千草は二度達した。

「千草ちゃん、イッたばかりで悪ぃけど、俺も気持ち良くさせて?銀さんのちんこ、もう爆発寸前なんだよね」

十分に解れた蜜壺から指を抜いて、千草を文机に押し付ける。自然と手をつく千草に口元を緩めた。
着物の裾を捲し上げ、白い尻を撫でる。それだけで甘い声をあげるので、銀時の支配欲は十分に満たされ始めていた。
ズボンのジッパーを下げて、腹に付きそうなほど怒張し脈打つ肉棒を取り出す。
鈴口を蜜口にあてがい、焦らす。そうすると、千草の蜜口は銀時の肉棒を求めるように蜜を垂らしながらひくつくのだ。
此れが堪らないんだよなぁ。
ぺろりと舌舐めずりをし、銀時は勢いよく肉棒を突き刺した。途端、温かな窒内と心地よい締め付けが銀時を襲い、とてつもない幸福感に包まれる。

何度抱いても千草のナカは己を締め付け、気持ちが良い。こんな平凡な娘に、どうしてこんなにも夢中になるのか。内心で嘲笑う。

「嫌々いうわりに、指だけで濡らして。自分から腰振ってよがりやがる。本当は、欲しかったんだろ?」

短く息を吐きながら耳元で下衆な言葉を投げる。否定の言葉を返す千草だが、身体は素直だ。締め付けが良くなった。
文机が軋んだ音を立てるも構わず、銀時は背後から攻めたてる。 動きに合わせ揺れる乳房を掴み、揉みしだく。既に固くなった乳首を指で捏ねくり回した。
今まで、淡泊な気持ちで女を抱いてきたが、初めて行為の気持ちよさを知った。

必死に声を抑える千草が、実に艶っぽく、銀時の熱を更に昂らせる。
性格上、愛の言葉ひとつ囁いてやれないが、素直に愛しいと思った。

願わくば、腹上死……。

と、心内で冗談を思いながら、銀時はまるで盛りのついた犬のように、千草を求めた続けたーー。



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