\次男とアラサー4/
2017/01/20 18:28

※なんやかんやで1ヶ月経ちました
※次男は居心地良過ぎだし、住居の主は優しいしで帰るのを惜しむ
※主も主で帰らせるのが惜しいとか思い始める
※一方で兄弟達は本格的に捜索を始める



「カラ松、起きろ。朝だぞ。」
カ「…んー……、」
「相変わらず寝起き悪いなお前。バイト遅れるぞ。」
カ「……………………おはよう、兄貴。」
「おはよ、先に顔洗って来な。」
カ「…ん。」



「今日は早めに帰るから。」
カ「!ホントか?何時くらい!?」
「んーそれは分からんが…遅くても6時には駅にいる。」
カ「じゃあ駅着いたら連絡してくれ!迎えに行く!」
「駅まで来て大丈夫なのか?お前の兄弟に会うかもしれないぞ。」
カ「……………いいさ、別に。どうせオレのことなんて忘れてる。」
「携帯電話にLINEくらい入ってるだろ?」
カ「あいつらの連絡先は全部消した。着信も拒否してある。」
「……………。」
カ「ま…そんなことしなくても、連絡なんて無いだろうけどな。念の為、だ。」
「カラ松、」
カ「ほら兄貴、早く食べないと遅刻するぜ?」
「げっ、やべ。」





その頃の六子

チ「カラ松が帰らなくなって、1ヶ月…か。」
ト「カラ松兄さん、やっぱりめちゃくちゃ怒ってるんだよ!ぼ、僕達があんなことしたから!」
チ「トド松…」
ト「電話も繋がらないし、LINEだって…っ、」
お「…確かに、やり過ぎたよなぁ…。」
一「……………、」
十「…一松にーさん、大丈夫でっか?」
一「ん…あぁ……、」


六子達、だいぶ参ってる。
逆にカラ松は自分を必要としてくれる存在を見つけることが出来たので、毎日が充実してる。



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