ｿﾝﾐﾝ
10日振りに帰って来た宿舎
でも、何だか､違和感が…
ｿﾝﾐﾝ「ねぇ、僕の荷物が少なくなってない？｣
特に､服とか、お気に入りの小物とか
ｷｭﾋｮﾝ「…そう思いますか？｣
質問を、質問で返したっ
ｿﾝﾐﾝ「あれ？…指輪が無いな｡｣
おかしいな
入院してる時に着けてなかったから、部屋にあると思ったのに…
ｿﾝﾐﾝ「ﾘｮｳｷﾞ〜、ちょっと来て〜｣
ﾘｮｳｸ「今 行く〜｣
病室に運ばれる時に付き添ってくれたﾘｮｳｷﾞなら、知ってるよね
ﾘｮｳｸ「お待たせ。…で、なぁに？｣
ｿﾝﾐﾝ「あのさ、僕が病院に行く時、指輪を見なかった？ｼﾝﾌﾟﾙなﾃﾞｻﾞｲﾝのやつなんだけど…｣
ﾘｮｳｸ「指輪？……あっ！｣
ｿﾝﾐﾝ「知ってるの？｣
ﾘｮｳｸ「し､知らない！僕は、何にも知らないよ！
…料理の途中だから、ｷｯﾁﾝに戻るね｡じゃあね｡｣
…あの驚きかたは、確実に､知っているでしょ
ｿﾝﾐﾝ「あれは絶対に知ってるよね、ｷｭﾋｮﾅ？…って、えっ!?さっきまで､そこに居たのに、どこに行ったんだよ…｣
僕が入院してから、ﾒﾝﾊﾞｰの態度が妙な時があるんだよなぁ
一貫性があるようで、ないし…
―ｺﾝｺﾝ
ｲﾄｩｸ「入ってもいい？｣
ﾄｩｷﾞﾋｮﾝ？
ﾋｮﾝが部屋に来るなんて、珍しいな…
ｿﾝﾐﾝ「いいよ｡｣
…でも、何の用？
‐6‐
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