イトゥク
ソンミンが入院して、10日

今日、退院だ



ウニョク「…ヒョン、これで本当にいいのかな?」


イトゥク「分からない…だけど、今はこうするのが最善だと、事務所が判断したんだ。…それに、マキさんも望んでる事なんだから、仕方ないだろ…」



事務所が、ソンミンを宿舎に戻すのは、分かってた



目が覚めた時、マキさん親子の記憶だけ無い、ソンミン



事務所は、所属タレント全員に箝口令を敷いた

『森野マキ親子に関する事を話すな』



僕らSuper juniorのメンバーと、ソンミンの家族は、納得出来る訳もなく、ソンミンのお見舞い帰りの事務所幹部に抗議した


だけど、



幹部「森野さんからの提案なんだ。…ソンミンには記憶が無いんだぞ?例え、事実を話したところで、ソンミンも、森野さんも辛くなるだけだ。」


ヒチョル「マキがか?…フッ、アイツらしい。」



ヒチョル…



ドンヘ「俺は、納得出来ないよ…」


ウニョク「俺も…」


キュヒョン「僕もです。…記憶が無いのは、一時的なものです。すぐに記憶が戻ります、きっと…」



キュヒョン…



ソンミン母「とりあえず、様子を見ましょうよ?キュヒョン君が言うように、すぐに記憶が戻れば、何の問題もないのだから、ね?」




僕達は、すぐに記憶が戻ると信じていた



だが、退院する今日まで、遂に思いださなかった…



ソンミン「ん〜、やっぱり我が家はいいね。…落ち着く。」



…【我が家】じゃないけどね



キュヒョン「ヒョン、また宜しくお願いします。」


ソンミン「えっ?…たかが10日で、その挨拶するの?(笑)キュヒョナは、僕が居なくて寂しかったのか。そうか、そうか♪」



おい、キュヒョンっ!

お前らしくない失言だぞっ (睨)



ヒチョル「…ジョンス。あれは、わざとだ。ボソッ」



えっ?



カンイン「今までヒョンの前ではやらなかったけど、俺達は見舞いのたびに、マキさんを思い出すヒントを、ソンミナに言ってたんだ。」



嘘、知らなかった…

‐5‐


top


SUPER JUNIOR
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -