ソンミン
そういえば、ドンヒが何かをくれたんだっけ…

『僕達が帰った後の楽しみが無くなっちゃうから、後で見て』

なんて言ってたけど、一体 何をくれたんだよ(笑)



ソンミン「えっ?…日本語の、絵本?しかも、新品じゃないし…」


絵本の裏には、
【もりの さくら】
と、日本語で書かれてた


ソンミン「この字…僕の字に似てる…」


でも、何で?
【森野 桜】って、誰だ?

ソンミン「えっ!?…何で、漢字が頭に浮かんでくるんだよ。知らない名前のはずなのに…」


……何だか、スゴく気持ち悪い

この絵本、読む気にはなれないかも…





―コンコン


ソンミン「…はい、どうぞ。」


―ガラッ


看護師「イさん、夕飯の時間ですよ〜。…あら?随分、可愛いらしい絵本ですね。でも、ハングルじゃないので、私には読めませんね(苦笑)」

ソンミン「僕も、日本語はまだ勉強中です。」

看護師「それじゃあ、勉強は後でにして、今はご飯を食べて下さいね?…食べ終わったら、ナースコールを押して下さい。」


―パタンッ


宿舎で生活していると、
『たまに1人で 静かにご飯を食べたい』
って思う時もあるけど、実際に1人だと


ソンミン「寂しいな…ポツリ」

‐4‐


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