ソンミン
『仕事があるから』
と、リョウギとドンヒは 帰って行った


芸能人だから、病室は勿論 一般病棟から離れた個室だし、面会時間の制限も無い

まぁ、皆 忙しくて、なかなか お見舞いには来れないけどね…





ここに入院して、5日
目が覚めて、3日

つまり、事故から2日間 僕は目を覚まさなかった


僕が目を覚ますまで、メンバーは仕事をセーブして、交代で側に居てくれたらしい

目が覚めた日は、メンバー以外に、事務所の偉い人もお見舞いに来た


昨日など、日本に居た 東方神起やSHIneeまで、わざわざ来てくれて、逆に申し訳なく思ったりした





―でも、病室に人が居なくなると、どうしても考えてしまう事がある

目が覚めた時に、左手を握っていて、僕を『アッパ』と呼んだ子供達と、
『ミン君』と呼んで、泣いていた 女性の事を…


彼女達が病室を出て行った後を、トゥギヒョンがすぐ追いかけたから、戻って来た時に聞いたみた


ソンミン「…彼女達は、ヒョンの知り合い?」


と。
だけど、ヒョンは悲しい顔をして、首を横に振った後


イトゥク「…彼女達は、病室を間違えたんだって。」


と、言った。


いくらなんでも、そんな説明じゃ納得出来る訳ない

だって、メンバーが居る『特別室』に、そうそう迷い込めるはずが無いから

しかも、子供達は僕の手を握ってたし…




お見舞いに来てくれた人に、彼女達の事を聞いても、誰も教えてくれない



嘘が下手なドンヘに聞いた時は、目を泳がせながらも


ドンヘ「し、知らない!」


と、必死に誤魔化してるのがバレバレだった

だけど、すかさずキュヒョナが


キュヒョン「ドンヘヒョン、そろそろ仕事の時間では?…マネヒョンに怒られる前に、下に行かれては、どうですか?」


と、邪魔された(¬з¬)





ソンミン「あー、すっごくモヤモヤするぅーー!」


何で、誰も答えてくれないんだよ
…秘密にする意味が分からない


ソンミン「あぁあ、独り言って、結構 響くな(苦笑)」

‐3‐


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