過去=リョウク
ソンミン「リョウギ、このケーキ、すごく美味しい!…それに、食べると心が温かくなるっていうか、…とにかく、優しい味がするね♪」
リョウク「うん。本当に美味しいね♪」
近所を散歩してる時、たまたま見付けた、ケーキ屋さん
小さいお店だからか、今日まで気付けなかった
ピンクを基調にした内装の、可愛らしい雰囲気につられて、気が付いたら入店してた
―カラン コロン♪
?「いらったいまちぇ〜」
えっ、子供の声?
マキ「こら、桜。お店に出ちゃ駄目って言ったでしょ〜。
…いらっしゃいませ、お客様。お決まりでしたら どうぞ?」
リョウク「クスクス…可愛い娘さんですね。看板娘かな?ニコニコ」
ショーケースの横から顔を出してる女の子は、2歳くらいで ツインテールに結んだ髪の毛が可愛らしい
桜「あのね〜、イチゴが乗っかってるのとね〜、こりぇがおいちいのよ〜」
リョウク「コレが美味しいの?えぇっと、【カボチャのタルト】ね。」
…カボチャなら、ソンミニヒョンだよね
リョウク「じゃあ、お薦めのケーキを両方 下さい。」
マキ「もう、この子は!…あの、別のケーキにしても大丈夫ですよ。」
リョウク「クスクス…イチゴもカボチャも大好きなので、むしろ二つを下さい。」
マキ「ありがとうございます。…あの、良かったらコレ、食べてみて下さい。新作なんです。」
ええっ!?
リョウク「も、貰えませんよっ。」
だって、それは売り物ですよね?
マキ「ん〜、じゃあ、【試食】という事で(^_^)…このケーキ、今日からなんですけど、まだ売れてなくて…良かったら、感想を聞かせて下さい。」
感想かぁ…
すぐに聞きたいよねぇ
リョウク「あっ!…それじゃあ、今日はお休みなので、食べたらすぐに感想を言いに来ますね。それで、美味しかったら、それを10個買いますね(^-^)」
…見た目から美味しそうだから、きっと 僕は買いに来ますよ(笑)
‐9‐
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