ヒチョルside
俺の可愛い弟、マキ

メンバーの弟達や、事務所の練習生も、可愛い弟や妹だけど、マキは別格だ



両親が一遍に死に、親戚中をタライ回しされてたのにも関わらず、7歳でウチに来た時、マキはまるで、天使のように可愛くて、明るかった…

親戚に厄介者扱いされていた事すら、気付いてなかったのか?



小さな頃から可愛い顔した奴で、大きくなるにつれ、魅力的な顔に成長した


俺が練習生になる時、
『ヒョンと離れたくない』
と、言い出して、一緒にオーディションを受けたら…
二人とも、見事合格!

無事、練習生になり、寮に入る時は、大変だった(苦笑)



オンマ「マキちゃん。1日に一度は、必ず電話してね?」

アボヂ「辛くなったら、すぐ帰って来ていいんだぞ?」

ヌナ「ヒチョル、マキが可愛い過ぎてイジメられたら、アンタが倍返しで、仕返しをしなさいよ!」

マキ「クスクス…オンマ、毎日ヒョンと一緒に電話するよ♪…アボヂ、ヒョンと一緒だから、辛くはならないよ。…ヌナ、イジメなんてないよ、大丈夫!
…たまに帰って来るんだし、心配しなくて平気だよ♪じゃ、行って来ま〜す。」


俺の事は、誰も心配しないんだな(苦笑)


マキ「ヒョン、迷子にならないように、手を繋いで行こうね♪」


マキは、可愛い
何をしても、可愛い

そんな可愛いマキと、同じグループでのデビューが決定


マキ「ヒチョルヒョン、デビュー出来る事を、バイト先に報告に行って来るね♪」

ヒチョル「電話でもいいんじゃ…って、行っちまった…」


この時、何で
『止めなかったのか』
『付いて行かなかったのか』
と、毎日 自分を責めた…




マキが目覚めないまま、デビューの日が近づいて

イトゥク『ヒチョル、マキが目覚めたら、すぐ合流させるって、事務所が約束した!…デビューの日に、そう発表しよう!』

マキ、早く目覚めてくれ…






マネ「ヒチョル!マキ君が、目を覚ましたって!」


マキ!
…戻って来てくれて、ありがとう

‐3‐


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