男たちの後をついていくと、バカデカイ城へとついた。
『……でかいな』
ベ「ん?そうか?」
『はぁ……基準がわからん』
?「入るぞぉ!!」
ギイッ
…どんな奴らがいるか。
柄にもなくワクワクしている自分がいる。
落ち着け。感情なんて必要ない。
途中、ティアラ青年とカエル青年と別れ、銀髪の男と共に1つの扉に着く。
『……((ガチャッ』
?「う゛お゛ぉい!!!!勝手に開けるなぁ゛!!!危ないぞぉ!!!」
ヒュッ パシッ
『…なるほど((ピシッ』
「「!」」
扉を開けた途端、お酒の入ったグラスが飛んできた。
物凄い勢いで飛んできたソレは、当たりどころが悪ければ立派な凶器になるだろうな。
まぁ、僕に触れればすべて凍ってしまうけれど。
投げた男はボスがこれほど似合うものはいないだろうと思うほどの威圧感がある。
これは久しぶりの“アタリ”だろうか。
『……君がここのボス?』
?「…………そうだ」
『ねぇ、勝負してよ』
?「う゛お゛ぉい!!?」
?「ハッ))おもしれぇ。いいだろう」
?「う゛お゛ぉい!!!!クソボスゥ!!?」
『どこでやる?ここ?』
?「ここはやめろ。こっちにこい((スタスタ」
言うが早いかどこかに歩いていくのでその後を追う。
うん。これは本当に期待してもいいかも知れない。
3輪 : アタリ?orハズレ?
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