茶番劇2 [ 34/163 ]

おまたせいたしました。
えー、それではトップ10の発表です。


第10位、34票
【 sermon&education!:アキちゃん 】



「はッ、はい…ッ!」

「お、アキちゃん10位おめでとー。」

「航ありがとおおお!!!」

「さっさと舞台行けよ。」

「チッ!矢田くんうっざぁ!!!」


晃はるいを睨みつけながら舞台の真ん中へ向かった。この二人はとことん馬が合わないようだ。


晃くん【 アキちゃん可愛いー。幸せになってほしい 】とのコメントをいただいております。


「うっうっ…僕、幸せになるよぉ!!!コメントありがとねぇ!!」


晃は涙を拭いながら、舞台上の列に並んだ。


次に、第9位の発表です。


「はっくしゅん!!!」


おや?盛大なくしゃみをした隼人。
大丈夫かい?はい、大丈夫ですね。


第9位、45票
【 猫ちゃんに首輪:むぅ 】



「にゃー。」

「うおおおおおお!!!!むぅちゃん9位おめでとおおおお!!!」


晴くん付き添いをお願いします。

ここで、ニヤニヤとにやけた顔をした晴に抱っこされた一匹の猫が舞台上に現れた。


「舞台裏にむぅちゃん居たからなんでかな?って思ってたんだよねー。」


むぅのランクインに作者も晴もびっくりです。


「晴実は45票も投票したのお前なんじゃねえの?」

「いやしてねえから!!!」


舞台裏からツッコミを入れる寛人に晴は全力で首を振り、否定した。が、あやしいな。


いただいたコメント【 むぅーらびゅ 】【 むぅちゃんかわいー! 】…ううん、あやしいな。晴毎日投票してたんじゃないの?


「毎日投票、してま、せん!!!」


念を押すように否定する晴。


「っくしゅん!!!はっ!!くしゅん!!!」


おっと、ここで再び隼人のくしゃみ復活です。激しい!激しいぞ!?大丈夫か隼人!

あ、そういえば彼は猫アレルギーだそうです。ああ…どおりで。


隼人はティッシュで鼻を押さえながら、作者を睨みつけてきた。


さ、次に参りましょう。
ああ、晴くん舞台裏に戻っていいよ。キミまだ出番これからだから。むぅはアキちゃんに預けちゃってください。


第8位、65票
【 sermon&education!:仁 】



「おお!俺!やったぁ!!!投票ありがとうございまーす!」

「仁おめでとー」

「仁お前宛にきてるコメントまじウケるんだけど。…【 おもらし萌え 】。」

「!?!?」


こら!るいきゅんキミ、機密ファイルをなに勝手に覗いてるんだい!?返しなさい!


えー、るいから機密ファイルを無事奪い取れたのでコメント紹介します。


【 不憫なとこが可愛いです♪ 】

【 いろいろと不憫な仁くん!】

【 じんくんイイコなのに不憫でたぎります。わたるきゅん、じんくん呼び捨てすんなし。】


「えぇ!?俺どんだけ不憫キャラなわけ!?」

「俺を上回る不憫キャラがいたんだ…」


涼はここで、仁に仲間意識を抱いたのだった。


【 突っ込み入れるのに吹っ切れてきた仁がかわいいです!】

【 もーバカップルに振り回されたらいいよ 】

とのコメントもいただいているので、仁くんこれからも頑張ってください。


「何を!?」


さ、次いきます。


第7位、86票
【 hirudr!:神谷 佑都 】



「え!?佑都が!?7位ですって!?そんなの嘘よ!!!」


光くんうるさいよ。


「あれ!?俺は!?俺はまだなの!?」


光くんうるさいってば。


「俺より佑都が下なわけねえよ!」

「光うるさいって。」

「私の中ではいつもあなたはナンバーワンよ!!!」

「光キモいって。」


えー、光がうるさいのでコメント紹介します。


【 不憫でかわいいです。愛おしい。】

「まさかの俺も不憫キャラだった」

【 神谷くんには母性本能が擽られます←】

「俺も俺も。」

「光お前もう黙っててくれる?」

【 豆腐メンタル愛おしいです。】

「わっかる。」

「光いちいちコメントに頷くのやめろって。」

【 色々と無自覚なのも愛おしいです 】

「あれ?これ同じ人コメントくれてる?佑都のファンが私以外にもいるのかしら!?」

「…はあ。光うっぜ…。」


佑都は疲れたようにため息を吐いた。

確かに不憫かもしれない。


それでは次いきます。


第6位、134票、
【 sermon&education!:黒瀬 拓也 】



「おお、会長さすが。」

「さすがですね。」


いまだ名前を呼ばれていない航とるいは、舞台裏から拓也に拍手を送った。


「とか言ってお前らまだ揃って残ってんじゃねえか。」

「俺待ちくたびれてしょんべんしたくなってきたぞ。俺の順位まだ〜?」

「航は上位に決まってんだろ?」

「やだー!るいきゅんったらー!照れるー!」

「…なんか矢田先輩キャラ変わった?」

「それ俺も思った。」


晴と寛人はるいの様子を伺いながら、ひそひそと二人で話している。確か、アンケート結果発表の頃は、もう少し威厳ある雰囲気だった気が、…する。らしい。

気のせいではないだろうか。


「あれ、今俺の番だよな?もうお前らの所為で俺の存在空気じゃねえか。」


拓也は航とるいに文句を言いながら舞台上に現れた。


【 懐が広いです。かっこいい 】と言ってもらえておりますが一言。


「いやあ照れますね。どうもどうも。」


【 表題からお相手だと思っていたので肩透かし感Maxだったのでwww好きです!】とのコメントもいただいております。



………うっ。ごめんなさい。実は作者は黒瀬さんを直視することができません。お許しを。


「どおりで作者俺から目逸らしつつ伺いながら視線向けてくると思ったわ。俺のことびびってんだろ。」


ええ。びびってますね。殴られるのではないだろうかと。


「そんなことしねえよ。」


よっ!さすが!拓也くん懐が広い!


「作者調子乗ってんじゃねえぞ。」


…………すみませんでした。

作者はいろいろと深く反省しております。


「ほんとに反省してんのかよ。」


……えー、休憩を挟んでからトップ5の発表を行いたいと思います…。反省してます。


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