それ俺のスタンドです | ナノ
星に誓いを


『や、承太郎。昨日は色々ありがとうね』
「フン。………」
『………どうした?』
「おめー、本当にスタンドを見たのは昨日が初めてなのか」
『Exactry(その通りでございます)』
「そうか。おれがエジプトに行っている間、発熱や大怪我をした経験は?」
『無いね(全く、顔に似合わず心配性だなあ)』
「……」





〈回想〉
《つまり、越美は元からスタンドを持っていたかもしれん……そういう訳だな》
《しかしあの矢……DIOの館から押収した謎の矢の可能性もあります。最近結果が出たのでしょう?あれはスタンドに密接な関係があると》
《確かにその線も捨て切れない。だが先程名を付けた時……見ただろう?ネイビィ・ソードが急激に変化したのを………》
《自覚していなかったものが名付けられたことで具現化した。……厄介なことになっちまったぜ》




『承太郎。承ちゃん、承り、JOJO、ええいこのデカブツぐえっ』
「………」
『あ、あの、今のはほんの冗談ですよォ〜、まあ正直195cmって痛い痛い痛いアイアンクロー!!』
「安心しろ……絶対てめーを傷つけたりはしねー」
『絶賛顔がへこんでますけど!?あっでもスタープラチナさんにされてると思えばご褒美……なんで外した』


(おれと、おれのスタンドが……越美を守ってやる。どんなことがあろうと)
『ねえ今度はスターさんでやってくれないかな……無視か、無視なのか』


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