仁志に質問！
帝「んじゃ、あと1つ聞かせてもらうぞ」
仁「ああ」
帝「『姫に対する気持ちは恋ですか？』。どうなんだよ」
仁「……分かんねぇ」
帝「ああ？何だそれ」
仁「恋なんざした事ねぇから分かんねぇんだよ」
帝「初恋もまだなんてガキだな」
仁「うっせぇ。……ただ、」
帝「あ？」
仁「ただ姫に会いたい。姫ならどんな見た目でも構わねぇ。ちゃんと面と向き合って、生の声を聞いて、どんな事を考えてんのか知りてぇ」
帝「…それだけかよ」
仁「ああ。今は顔すら知らねぇんだ。それ以上の感情は会って知り合ってからで良い。とにかく先ずは姫を探し出すところから始めねぇとな。」
帝「精々頑張れよ。お前には絶対ぇ見つけさせねぇけどよ」
仁「上等だ。必ず見つけてやる」
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