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もう叩かれたまくったお尻は麻痺して気持ち良いしか分かんない。
寧ろ痛いのは気持ちぃんだと思う。
今、蓮ちゃんは赤くなってるらしい俺の尻を労るように撫でる。
優しいその手つきが酷くもどかしい。
もっと力を込めて、爪を立てても良いから滅茶苦茶に揉んでほしいよ…!
そんな意味を込めて腰を回すように揺らすと手が離された。
「淫乱、物足りないの?」
もう淫乱って言葉にも興奮する。俺は何回も必死に頷いた。
熱で潤んだ瞳で見上げても元々薄暗い部屋の所為で蓮ちゃんの顔がよく見えない。
でも、何かゴソゴソしてるのは分かる。
「そんな顔で見るな。ヨくしてあげるんだから我慢しろ」
「ひぁんっ!」
蓮ちゃんの平手が尻に振り下ろされて嬉しさのあまり啼いた瞬間、ケツ穴に何か突っ込まれた。
奥に行くに連れて細くなってるもの。
しかも奥は直腸の入り口まで届いてる。
これが太かったら良かったのに…!
なんて考えてたらブチュウって音と共に液体を流し込まれた。
「いっあっあっあっああああ!」
冷たい液体は聞かなくても分かる。直ぐに温かくなって疼いてきたんだから。
どうも、蓮ちゃんは奥まで届くノズルに換えてローションを流し込んでるらしい。
「はぁっあっあ、れん、ちゃあん…ふああっ!!」
思わず名前を呼ぶと一気にローションを注ぎ込まれた。
駄目っ、勢い良く出されたら奥まで届いちゃう…!
「ぁんっあっ、ふぅっ…」
「優、蓮様」
「ふぇ…?」
「ヤッてる時は、蓮様と呼べって言ってんの」
「あうぅんッ!」
勢い良くボトルを引き抜かれて情けなく声を上げて身体が震える。
無意識に注ぎ込まれたローションが零れないように腰を高く上げて蓮様の言葉に頷いた。
「あっあっ、れん、さまぁんっ」
早く、この淫乱を犯して下さい。
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mokuji]