何が悪い! | ナノ


 


「ふぇ?」

まさか授業中の廊下で声を掛けられるなんて思ってなくてトリップしてた思考が戻ってくる。
しかも、この声知ってる。
さっき思い出して興奮したままの視線を向けた先に居るのは
女王様、有栖川蓮ちゃん。
なっ、何で居んのっ!?
授業をサボッて悪い子めっ!
はっ!!もしかして…!!


『あっあっあぁんっ!ほらぁっ、はやくっしないとぉっ、じゅぎょうおわっちゃうよぉっ』

艶かしい声を上げて空き教室でヤッちゃってたとか…!
あっ、しまった。
想像したら勃っちゃった。
思わず隠そうとしたけど向かい合ってるから気付かれないはずも無くて
蓮ちゃんが口端を吊り上げて歩み寄ってくるなり
チンポ鷲掴みされた。

「んぅっ!」

「何僕を見て勃起させてんの?さっきからずっとやらしい顔してさぁ…」

蓮ちゃんの小さな手が器用に動いてタマと竿を器用に揉みしだく。
まっ、待って!ちょっ、えぇぇぇぇっ!?
何っ、このリアルエロゲ展開っ!!

「あっあ、や、駄目っ…」

流されそうになるのを堪えて折れそうな程華奢な蓮ちゃんの肩を掴んで押し返した。
のに、びくともしない。逆に俺がふらついた。
えっ、なっ、えぇぇぇーっ!
実は、力強いとか?
負けじと肩を押し返していたら急にチンポを握る手に力を込められて腰が跳ね上がる。

「ひっ!」

「そういえば平凡。お前、この間食堂で僕を見てたよね?」

れ、蓮ちゃん覚えてたんだ。
チンポを握られて身体が強張ってる俺はただ小さく頷いた。

「もしかして、僕とヤりたいの?だから期待しておチンチン勃てちゃったの?この変態」

「んああっ!」

更にチンポを握られて思わず声を上げてしまった。
ヤバイ、今授業中。
痛みとか快感で涙を滲ませたまま蓮ちゃんを見下ろすと楽しそうに綺麗に笑った。


「おいで平凡。僕が可愛がってあげるよ」

この状況で可愛がるってヤるんだろなぁ。
俺、童貞だから蓮ちゃん満足させる程のテクないのに…
そう思いながらも興奮してドクドクしてるチンポを握られたまま歩き始めた。


 


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