会長性徒会 | ナノ

これだけされておきながら今更……なんて思ったとしたら、それは大きな間違いだ。

突っ込むか突っ込まれるかの一線はスカイツリーより高い。
簡単に越えられてたまるもんか。

「……ンっ、ヤっ！　……らめ…………」

書記の舌がアナルに埋め込むよう押しつけられる。
それを阻止しようと必死に体を捩るが、あっけなく追従されてしまう。

入り口を抉る生暖かい感触に背筋がゾクゾクととして鳥肌がたつ。
気持ちワルい。

気持ちワルいはずだ。

「っアあぁ……ひ、やぁあっ！　はっ……ン」

なのに、俺の口からはエロい声しか出て来ねえ。

他の生徒会メンバーの動きの所為だ。
そうだ、チンコや乳首をさわられてる所為。
オレに限ってアナルを舐められてヨガるなんて、そんな訳がねえ。

「カイチョー、チンコの先から涎たらたらー」

「ひんっ！　あぁっンっ、ヤっ！　やあぁあー」

容赦のない会計が俺の息子の先端にぐりぐりと爪先を押し込む。
痛いのか気持ち良いのか分からない強い刺激に腰が抜けそうだ。

イヤイヤと首を振ると、副会長が俺の首筋に顔を埋めた。

「ふあぁぁっ、んっ、にゃっあ、あ、あ、あ……」

首筋を舐め上げられて反射的に天井を仰ぐ。
露わになった喉に歯を立てられてきゅっと体に力が入った。

痛いのに下半身が甘く痺れる。

本当に、意味が分からない。
今なら殴られても感じるんじゃないか？

「っヒぎ！！　ぐ、はっ！！！　イった、むっり！！」

と思ったが、そうでもないらしい。

書記がいきなりアナルに突き立てた指がとんでもなく痛い。
違和感とかそういうレベルではなく、息ができない程痛い。

ん？
さっきから入り口を舐めて解していたはずだ。
指位でこんなに痛むものなのか？

「駄目だよ」「駄目だよ」

「気持ちは分かりますが、書記のサイズでいきなり突っ込むのは無理ですよ」

「っ！？」

突っ込む、だと？
何をか、なんて分かりたくもないが、分かってしまうのが辛い。

……こんなにあっさり開通とか……ウソ、だろ……？

わかった。

もういい。
良いから早く抜け。

振り返り、役員の中では珍しく従順で可愛い後輩だと思っていた書記の顔を睨みつける。

「！」

「ひっ！　……っっ！！！　っグ……」

俺を穿つ書記の凶器が一回り大きく膨らんだ。

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