(変態先輩×強気平凡?の攻視点)先輩


部活で僕に憧れているという後輩君に懐かれたら可愛いもので、一緒に撮れた写真を1日中眺めていると僕って後輩君の事好きだよこれ!と自覚して猛アピール開始。
それと恋愛の性癖を後で明かすより先に明かしていた方が後ろめたくないのでオープンにした。
すると後輩君はドン引きしたけど僕が粘ってウザったいほどベタベタ好き好きしてたら諦めたのか好きにさせてくれる様になった。

半月後にやった押して駄目なら引いてみろ作戦。
この結果はとても嬉しかった。
想像していた以上に後輩君にとって僕の存在が大きかったみたいだから、強引に付き合う事にしたよ。

僕は後輩君の全部を知りたくて色んな事をしたり、罵られたり殴られたりするけど後輩君の頭を僕で支配して体も僕で支配したい。監禁?そんな事はしないよ。寧ろ僕が監禁されたい。後輩君に監禁されて僕の生活全部を管理されたい。全ての物事に後輩君の許可が無いと駄目なんて素敵過ぎる。僕は後輩君に支配され、後輩君は支配する、つまり責任を持つんだよ、素敵だよね、興奮する。

監禁プレイは妄想にとどめたりメールで送るんだ。返事が帰ってこないメールだけどね、届いてるだけでいいんだよ。僕のメールで嫌がって迷惑してる後輩君愛しいもっと僕を意識して欲しい。

朝のご飯に僕の髪の毛とか垢とか唾液を入れるのは僕の一部が後輩君の体の一部になったら素敵で嬉しいからだよ。でも気づかれて投げられる。気づいてくれて嬉しい。だから作りがいがあるんだよね。でも、いつかは食べて欲しいな。

学校の登校時は首輪とリード。物理的に繋がってるっていいよね、実感したくてついつい止まって引っ張ってもらうんだ。でもリードを離してほしくない。リードを離されたら捨てられたというか拒絶されたみたいで悲しくて辛くなる。だから限度は弁えてるつもり。後輩君は嫌々ながらもリードを持って登校してくれるって優しいよね。僕のわがままに付き合ってくれるのって愛されてる証拠だよね。あひんっ引っ張られるの気持ちいいっ!

授業で離れてたので後輩君を充電タイムのお昼休み。体育の後の後輩君の汗の匂い最高。食べる暇を惜しんで後輩君の匂いを僕に染み着けたい。だけど優しい後輩君は僕にちゃんとご飯を食べさせてくれるんだよ。あーんって少し面倒そうにだけど少し照れながら。ふふふっ、ラブラブだね。後輩君のおへそを撫でてたら殴らちゃった。おへそが弱いもんね。可愛い。予礼が鳴るまで後輩君の匂いや声、肌触りを堪能して忘れないように充電。

放課後の部活は流石にちゃんと参加する。
ずっと後輩君を見て盗撮しながら応援したいけどそうすると後輩君は怒るし、たまにはカッコイイ僕を見せないとね。後輩君の憧れた、カッコイイ僕を。怠い部活は後輩君を思えば真面目に受けれるよ。
部活の後のシャワールームでは後輩君とシャワーだよ!真面目に頑張った僕へのご褒美!後輩君っ後輩君っ慎たんっ慎たんっハァハァハァハァハァハァ。あ、慎たんって言っちゃった!知られたくなかったのに!僕だけの慎たん!僕だけが慎たんって呼ぶのを許されてるから呼ばないでね。アイタッ!ボトルで殴らないで!冷たくて嫌だっ、殴るなら愛がこもる素手にして!

朝から後輩君を愛でたり殴られたりで飛ばし過ぎて放課後は流石に殴られたくないから手を繋ぐだけでおとなしく我慢する。眠たい。後輩君が時々心配そうに見てくれるのは嬉しい。ポツリポツリと僕が話すことが有れば後輩君が気を使って話してくれる時がある。後輩君のお話好き。でも、僕と後輩君の家族以外の人の話をされるのは嫌だ。嫉妬してもっと僕に染ないとって思う。

寮に着いたらベッドで爆睡。

夜起きたら軽く何か食べる。暗くて静かな部屋は寂しい。そう思えたのは後輩君と一緒に居ることが多くなってからだ。時々、本当に時々だけど、学校の小休憩の時に送ったメールの返事を送ってきてくれる後輩君。その内容を見ながらご飯。ニヤニヤが止まらない。後輩君からのメールはちゃんと鍵付きで保存してるよ。でもメールの返事は時々だから寂しい時が多い。そんな時は夜這いだよね。可愛い後輩君のお部屋に入ってベッドに潜り込んで悪戯するんだ。舐めていると眠っている後輩君の口から漏れる吐息。興奮するしたまらない。起こしてしまってもお仕置きがあるから最高だよね。でも、後輩君がお気に召さないお仕置きは駄目。止められて添い寝をさせられる。添い寝もいいけど……ドMな僕としては物足りない。いじめて欲しい。羞恥に溺れたい。蔑んだ目で見て欲しい。でも、時々優しくしてほしい。

悶々とするけど、我慢。我慢出来なかった時は眠っている後輩君には悪いけど自慰をして後輩君の顔面にぶっかけたり太股をお借りする。この前はそれがバレて蹴り飛ばされた後お尻ペンペンからのピーピーピーピーピーピー(自主的自重)はもう最高で忘れられない、思い出すだけでも……あふん。あ、我慢できた時は朝ごはんに何を混ぜるか考えてから寝るよ。後輩君の首筋に痕を残すのを忘れずにね。

そして朝に戻る。毎日がこんな生活ってわけではないけど、できる限り後輩君を僕いっぱいにするんだ。監禁なんかしなくても、後輩君は僕無しじゃ駄目にするために。後輩君が監禁したいって言ったら喜んで僕が監禁されるけどね。後輩君が監禁されたいと言い出したら……うん、無いかな。後輩君はそんな子じゃないから。

さて、朝ごはんを作ったら後輩君を起こそう。
後輩君は朝弱いから全力で殴ったり蹴ったりしてくれるから最高だよ!あぁん後輩君の足の指はゴツゴツしてておいひぃ爪垢もおいひぃ指の間もおいひ、グハッ!ありがとうございます!

今日も朝から後輩君に味噌汁を投げられました。
愛があるから僕は幸せです。

-終われ-


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