”君の幸福を祈る”///

コンセプト
「君の声が聞いてみたい。君と話してみたい。そして、君の笑った顔が見てみたい。君に幸あれ」

LEO(Eve)のような穏やかなバラード曲イメージ。
苗床EDを迎えた青年がヒロインポジというかなりエグめのエロゲスタートながら、その後のストーリー展開はしっとりめ。普通に純愛ものにシフトしていく、「敗北苗床バッドEDからの救出、ハッピーエンド」もの。ハッピーエンドもののはずがなにかと「ハッピーエンド…?」という両片思いエンドなども……。

一週目は他人ルート固定。特定条件達成により、二週目から「知人ルート」が解放。一週目では他人だった両者が最初から知人という別設定での話に変更される。救出に向かう経緯やその後の生活などに細やかな変更点がある。
また、特殊条件達成により、当初の本編でサブキャラとして登場していた「シロ編」が解放される。

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【ルディ】冒険者。男。20後半から30前後。
町を拠点に依頼を受けている。町からは少し離れた場所の小さな一軒家で一人暮らしをしている。仕事の大半は早朝に行う町と周辺の警戒や、その他雑務だが冒険者でなければ厳しい公共関係の地味な仕事が中心。その地味さと裏方っぷりから他の冒険者からは侮られている。実際にはそれなりの冒険者。


【シロ】いいとこの娘。”道楽”冒険者。女。20歳前後。
街のそれなりの家の一人娘で若干我儘放題できる立場の子。もちろん働く必要も基本的にはないお嬢様だが、冒険者をやっている。努力してはいるが周りは「お嬢様の道楽」としか見ていない。そのため同伴のパーティはそれなりに実力と信頼のある人物が護衛として請け負っている。


【”青年”】ルディ(またはシロ)が保護した青年。
詳細は当初不明。それなりに顔立ちの整った青年と思われるが、発見当初はダンジョンで苗床にされており悲惨な状態であった。

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<発見時>苗床状態。
四肢は肉壁状の本体に拘束されており、口あるいは肛門から強制的に給餌されて生き永らえさせられていた。魔物本体の特異な能力により肉体が繁殖用に組み替えられており、常時妊娠と出産を繰り返している。精神喪失状態により思考的な反応は見られないが、肉体的な反応は一部残っており時々小さくうめき声をあげる。

<回収初期>供給の停止。反応はない。
肉壁から切り離した状態。全身の物理的解放、宿主体内へ繋がる管状の給餌器官と、産卵管の排除。これにより恒久的な強制給餌が中断されるが、強制給餌なしでは生存不可能な状態まで精神が崩れているため、基本的には衰弱死してしまう。意識がないのと変わらないため、強制的な給餌手段をとる必要がある。

<回復初期>反応はない。毒の排出期間。
宿主を本体から切り離しても、肉体・精神ともに汚染された状態である。最低でも1回、最大で5回程度までは体内に種が残っており、出産や産卵をすることがほとんど。最初のうちの出産は体内に残っている毒の影響で麻酔がかかっておりすんなりと産むことができるが、時間と共に毒が薄まっていくと相当の苦痛を感じるようになる。
思考的な反応はほとんどなく、肉体も弱っているために寝たきりに等しい。食事、排せつを含めた全面的な世話が必要。

<回復中期>反応が見られるようになる。毒の除去期間。
呼びかけると視線を向ける、といった反応を示す程度だが反射的な反応が発生する時期。言語的な受け答えができるような状態ではなく、意識もほとんどない。
大まかな毒が抜けてはいるが、体内奥深くに根付いた毒を除去する必要がある時期。同時に麻酔効果も切れており、様々な原因から最も死亡する可能性が高い時期。(死因としてはショック死などが上位に上げられる)
体内に残っている種子や毒は、基本的に他種族の精液をはじめとした体液と空気接触により溶解あるいは無毒化されることが確認されている。

<回復後期>心身の回復期間。
状態異常がすべて解除されたのちの心身の療養期間。反応もはっきりとするようになる。例えば、それまで強制給餌に近かった食事も、中期から後期にかけては口元にスプーンなどを当てることで自ら口を開いて飲み込むといった動作をスムーズに行うようになる。栄養補給と休息の他、簡単な手足のリハビリなども可能となるため、心身は急速に回復する。身体変化などの状態異常もこの頃から治っていくが、後遺症として残ることもある。
しかし、精神的なダメージはすぐには治らない。この時期になるとフラッシュバックによるパニックなどが見られるようになる。

<回復終期>精神的な回復期間、社会復帰へのリハビリ期間。
回復後期からの終期への期間はまちまちである。回復しきることがない場合も多くある。後期と終期の大きな違いは精神状態の回復状況である。
終期になると意識がかなりはっきりとしており、受け答えもできるようになる。ここまで回復していれば、リハビリを続けたのちに社会復帰が可能とされている。しかし、精神的苦痛から記憶喪失やパニックが発生することが多く、ここからもまたしばらくの時間は必要となる。

<復帰>回復が終了したと判断される。
心身ともに社会生活を営めるレベルまで回復した状態を示す。苗床にされていた期間によっては復帰までの期間が短い場合もあり、以前と同様の生活を行えるようになる。しかし、長年苗床にされていた場合は復帰に至っても筋力の低下などの長期的な課題が残ることが多く、以前と同様に働くことができないのが大半である。


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とりあえずメモ

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▼ルディ:面識なし
普段は危険な探索任務は請け負わないが、懇意にしているギルドから頼まれたためにやむを得ず受諾。パーティを打診されたが「俺と組みたがるやつがいるのか?常時同行者を警戒しながら調査をするくらいなら不要だ」とこれも拒否し、単身で調査へ向かう。
調査先は高難易度ダンジョンだがこれを単身踏破。最奥で魔物を無力化した際に苗床となっている青年を発見する。通常であればしかるべき処置を行うところを慣例を無視し持ち帰ることに。
「興味が湧いた」とは本人の談だが、実際には「いつか自分もこうなるんだろうな」と、かなりの憐憫を感じた様子。最も青年とは性格も行いもかけ離れているが、「死ぬとしたら誰にも看取られず死ぬのだろうな」とふと思い至った結果の憐憫。あるいは同情だった。
世話にはそれなりに手間暇がかかるし、ほとんど付きっきりの初期段階では仕事に行くこともできない。が、単身踏破できるだけの実力と日頃からの地道な警邏や仕事から金に困るほどではないと思われる。摂取しやすいように液状の食事を用意したりして半年近くを過ごすと思われる。場合によっては口移しで食事を与えている。
複数回の出産シーンも見ることになるがおそらく大した反応はしない。「…あと2回は産みそうだな」と淡々と処理してる。ついでに標本にでもして記録にはしていそう。
青年が苦しんでいる間は抱きしめて優しく体を撫でたりしている他、額に口づけたりしていそうなイメージ。
すこし視線を自分に向けるようになったら給餌以外でも口づけするようになる。反射的に青年が舌を絡めてきたりとちょっとエロいシーンが増える時期。まぁその前から反応の鈍い青年に「許せよ」と言いながら抱いたりしてるんだろうけど。反応が出てくるようになってからはさらに回数も増える。

▼シロ:面識なし
PTメンバーのうち一人はルディ。

mae//tugi
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