「一つあなたの不幸という反逆を取り除く解決策を見出しました。」
「と、唐突だね、これまた急に」
「わざわざ一市民のために考えていたのですから、感謝してください」
「あ、ありがと」
「特別に特殊名で呼ぶことを許可しましょう。」
「……はい?」
「この私のことをほかの名前で呼ぶことをあなただけに許可いたしますと言ったのです。あんな戯言が本物になるなど思いたくもありませんが」
「ほ、本当に!?」
「……この解決策が実に有用なようで私は安心いたしましたが、エラーもおきそうなほどです」

(市民の幸福は私の幸福、ただそれだけです、と)


mae//tugi
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