恋焦がれて見た夢9





※以降R18続きます。



















それからはもう本能のままに臨也を抱いた。
初めて感じる感覚に頭がクラクラする。
そしてしなやかに身体を反らせ乱れる臨也の姿にひたすら煽られる。

「や、ァッ、ああっ、はっ、はぁっ、んっ、ぁう…」

「っ・・・いざ、や」

「ひぁあッ、ダメ、あッ、そこ、やらぁ・・・ッ」

ここに来て臨也のイイところを見つけそこを重点的に攻め立てる。
さっきまでとは比べ物にならない声をあげる。
自分で自分の口角が上がるのがわかった。

「はぁッ、あぁっ、んッ、シズちゃ、やぁッ」

「ならやめる。」

ピタリと動くのをやめてみせる。
まさか本当にやめるとは思っていなかったであろう臨也は泣きそうな顔を見せた。
何だろう、この優越感。

「・・・やだ。」

ぽつりと零すそれを俺は聞こえないふりをする。
臨也は目を伏せた。

「シズちゃんにして欲しいの・・・嫌じゃないから、お願い。」

ぎゅうっと抱きついてきた臨也を引き離す。
当然このままやめるつもりなんて端からなかった、ただ臨也に強請らせたかったそれだけ。
その言葉も聞けて俺は再び腰を動かし始めた。

「んあッ、あ・・・」

奥へ奥へと押し付ける。
締め付けられるソコも、
恍惚とする臨也の顔も、
汗でしっとりと吸いつくような肌も、
壊れたように喘ぐ喉も、
ここにあるすべてが快楽に繋がる。
臨也は生理的なものなのか、涙を流している。
その姿が綺麗で儚かった。

「ッ・・・も、限界、あッ、はぁっ」

「・・・くっ」

「ひッ、あああっや、ああっだ、め、…ッくぁ、ああっ!」

最後に思い切り突いてやると臨也は達した。
それとほぼ同じくらいのタイミングで締め付けられ俺もそのまま中に出してしまった。




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