史料漁るだけで妄想広がる

2017.01.28.Saturday

イ・グァルとチェ・ミョンギル。

特にグァルの方は、詳しく史料漁るまでは、『仁祖反正に加わった後、俸禄とか、反正での評価に不満で、仁祖が即位した後すぐ反乱を起こした人』という認識しかなかったので、長い事『物欲的で勝手な人だな』くらいにしか思ってなかったんですが、史料を読んで、180度認識変わりました!

史料読んだだけで人物像を妄想想像出来る人というのも珍しいですけど……一言で言うと、凄く一本筋の通ったカッコイイ人(←全然一言じゃないじゃんというツッコミはさておき)です!
うー、今から登場が楽しみですね!
どんな登場にしようかな。早く出した〜いvV(人´∀`)

違う萌え要素から行くと、彼も主人公になれますよ。
但し、ライト要素ゼロなガチガチに硬〜い歴史小説になりますけどね、書くとしたら。

一方のミョンギルは既に拙作中に出てるので、多くは言いません。
下手な事言うと凄いネタバレになりそうですし。
でも、こっちもこれからカッコイイキャラに育てたいですね。
頑張ります!


15:13|comment(0)

ホン・ジュウォン

2017.01.28.Saturday

名前だけにすると、韓国(北含む)の方の名前て、濁点付かなくなる時があります。

例えば、『チャングム』を例に取ると、チャングムの苗字は『ソ』です。
で、彼女をフルネームで呼ぶと、『ソ・ヂャングム』になります。

余談で最近気付いたんですが、日本語表記だと『チ』に濁点付く名前は『シ』に濁点に何でか変換されますが、多分『チ』にそのまま濁点付けるのが正解です。
発音すれば同じですしね。

で、話戻しますが、『ホン・ジュウォン』もどうやら名前だけで呼ぶと『チュウォン』が正解らしくて……物語に食い込ませるともっと早く気付いてれば……いや、それより正しい発音をもっと早く知ってれば、別の名前にしたのに、ヒロイン(=チェウォン)……。
今更変えられない、ヒロインの名前orz

めちゃめちゃヒロインと被るので、ウチの『ホン・ジュウォン』もシに濁点で『ジュウォン』と呼ばせます。
本物のホン・ジュウォンさん、ごめんなさいm(__)m


00:59|comment(0)

キム・ジャジョムのお父さんて

2017.01.26.Thursday

名前が

キム・タク

と言います。
ウィキペディアに拠ると。

軽く吹きました、すいません。


19:07|comment(0)

日本語訳された史料には間違いもある

2016.07.28.Thursday

世子(セジャ)イ・ジルとイ・イチョムのキャラ設定資料を作っていた時の話です。

前にも仁祖反正の話は書いたので、二人の関係性については知ってました。
もう作中にも出ている通り、ジルの奥さんの祖父ちゃん(外祖父)がイチョムです。

で、ジルの家族のプロフを書きながら、史料Aを確認しました。

「えーと、ジルの奥さんはパク・スンジョンの娘ね。で、パク・スンジョンは1562年生まれっと……」

ここで、ハタと気付きました。

……何かおかしくないかと。

だって、ジルの奥さん……と毎回書くのもアレなので、以下は作中の仮名でソンオクと表記しますね(『ソンオク』は私が勝手に付けた創作です、実名残ってないので)、ソンオクは、イチョムの外孫、という事は、イチョムの娘の子である筈です。
そして、スンジョンの娘という事は、イチョムの娘とスンジョンが結婚してソンオクが生まれたという事になります。
ここだけ聞くと、何も問題ないように聞こえるかも知れませんが、スンジョンと舅であるイチョムは、二つしか違いません。

そして、ジルとソンオクの間に長男(生まれた年内に早世)が生まれるのが1614年……ジルが16歳の時に最初の子が生まれる訳で、という事は当然ソンオクも子を産める年でなくてはなりません。
ジルと上下2歳くらい違うとしたら(例によって、生年不詳なんで)、14歳……だと厳しいですかね。
でも、それくらいだと仮定すると、最低でも14年以上前にイチョムの娘とスンジョンは結婚している必要があります。
しかし、繰り返しますが、スンジョンとイチョムの年齢差は二つです。
いくら何でも、二つしか違わない男に娘を嫁がせるでしょうか。
イチョムの結婚がどんなに早くても、両班ですから(これが王室だとまた話が違って来るんですけど)、15歳くらいと仮定して(←しつこいようですが、史料無しorz)、すぐ生まれたとしても16歳の時の子だとすると、その時14歳だったスンジョンが、生まれたばかりの赤子と婚約する特別な理由があったと考える方が不自然です。

絶対おかしい、この史料A間違ってるだろ、とネットでスンジョンの名前で検索掛けましたら、案の定でした。
と言っても、ハングル版の史料とウィキペディアしか引っ掛からなかったので、翻訳して調べたら、『孫娘が世子嬪になって云々』という文言がしっかりと。
ついでに家族の名前までちゃんと載ってました。

『息子 朴自興(パク・ジャフン)
妻(多分……翻訳機に掛けたら、全然意味の違う言葉になってましたが、多分合ってる)イ・イチョムの娘』

とあったので、間違いありません。

ああ、よかった……危うく意味のない年の差婚になる所でした。

それにしても、38歳くらいで、もう孫が出来るって……(目眩)。


17:14|comment(0)

キム・ゲシ(ネタバレ含)

2016.07.26.Tuesday

幼名をケトン(犬の糞という意味だそう)と言い、後に、『キム尚宮(サングン)』と呼ばれる女性です。

光海君(クァンヘグン)がメインのドラマだと、度々取り上げられている女性なので、ご存知の方も多いと思いますが、朝鮮王朝実録には載っていません。
私が所持しているのは、日本語訳版(しかもかなり要約されてる)ですが、原本にも載ってないらしいです。
野史(民間の歴史書)にのみ登場する女性で、生年、幼少期の一切は不明。ウィキペディアによると、1600年頃宮中入りし、光海君付きの女官となるも、宣祖(ソンジョ)に見初められて寵愛を受け(……なーんて誤魔化してますが、要するにベッドイン←)、承恩尚宮(スンウンサングン)となります。
彼女が『キム尚宮』と呼ばれるようになるのは、この後の事なのですが、キャラ資料作っていると、既存のイメージが脳にしっかりインプットされちゃってて、彼女程オリジナリティを出すのが難しいキャラもいません。
ドラマの『キム尚宮(原題『西宮』)』観ない方がよかったかなー、とか……まあ観て身になる事も多かったのは確かですけど、それはさておき。

一説に拠ると、宣祖の承恩尚宮となった『キム尚宮』と、光海君に寵愛された『キム尚宮』は別人、という史料もあります。
私個人としては、案外こっちのが正しい気がするんですよね……と言いますのも、一般的に李氏王朝の時て、儒教社会ですから、先代王の側室を息子が即位後、自分の側室にする事は出来ない筈なんです。
厳密に言うと、承恩尚宮は『尚宮』=『女官』であって、側室じゃないんですけどね(これについては、後ほど)。
父ちゃんが一度手を付けた女性は、こういう言い方、私ヒジョーに好かないんですが、史料の通りに記述すると、『父ちゃんの所有物』なんです。それに息子が手を出すのは、本来ならご法度。
余談ながら、母親付きの女官であっても同じです。要は『親の所有物』を『子供』が取るのはダメ、みたいなルールがあるらしいです。
まあ、後々の王様でやってる人いますが、何人か。
とにかく、原則的には、先代王の承恩尚宮を息子が寵愛するのは、本来ならルール違反な訳です。

なのに、なんで私も大多数の定説とか、ドラマ設定に乗っかってるかというと、一つには、その方がシンプルだから。
でも、こっちの理由の方が重要です。ズバリ、

ドラマチックで萌えるから(何)。

ケシをダークヒロインに据えた恋愛モノ描いたらもう本当萌える禁断の恋愛が書けますよ。
なんでそれをメインでやらないかと言うと、先にも言った通り、本家本元でしょっちゅうやってる種切れのネタだからなんですが……orz
目新しいモノがないんですよね、光海君×ケシて。
賞に出すとか考えずに、個人的楽しみで書くならやりたいですけどね、光海君×ケシ←宣祖。

で、今になって真面目に資料作ったら、今上げてる話とイメージ違っちゃったので、その辺も後でこっそり書き直しますってだけの話が随分長くなりましたね(乾笑)。
まだ本格登場が先だと思ってたので……違うキャラの回想でも出すならちゃんとしとかないと痛い目見るって教訓ですorz


 ――以下、用語解説――

承恩尚宮…スンウンサングン。
特別(トクピョル)尚宮とも言い、一度王様の手が付いた女官をそう呼びます。
側室ではありませんが、それに準ずる待遇を受けます。
普通、幼くは4〜5歳くらいで宮中入りして見習い女官となり、18歳くらいで内人(ネイン)と呼ばれる正式な女官となります。
そこからフツーに尚宮になるまでには10年以上掛かり、尚宮になる頃には大体平均で35歳前後だそうです。
ちなみに尚宮は正五品(チョンオプム)と言い、女官の中では一番高い地位です。
王様に見初められて承恩尚宮となるという事は、内人→尚宮までの10年以上を一足飛びで縮められる、言わば飛び級出世コース。
それが王様の気まぐれだったりすると、忘れられて尚宮止まりという事もありますが、逆に子供を産めば、側室に昇格、なんて事もある訳で、普通ならラッキーな筈ですけど……(この先はホントのホントにネタバレなので、言いません。ご存知の方はご存知かも知れませんが)。


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