I can't stop my love for you




ねぇ、未来にも私たちの居場所はあるかな?


I can't stop my love for you


「あ〜今日はあったかいね〜」

「ほんとに」

テスト終わり、大好きな彼と歩く帰り道。
3月にもなると日差しもだいぶあたたかくなってきて、コートやマフラーは不必要。春が近付いている証拠だ。

「来月から私たちも3年生だね」

先輩も無事に卒業し、来年度は私たちの番。受験や就職の試験もまっている。彼は専門学校を規模しているみていだけど、私はまったく決まっていない。彼と学校が別になるのはイヤだけど、同じところに行って足手まといになるのもイヤだし・・・・。そういうところはものすごく複雑・・・。

「ん、どうした?」

考えごとしたてたらずいぶんとはなされた。結構まえに彼がいて、遅い私をまっている。

「あ、ごめんっ」

急いで駆け寄るといいよっ、と笑って許してくれる。やっぱ、好きだなぁ・・・。

「あのさぁ、あんまり考え込むなよ?」

「え?」

そんな風に言う彼。私はちょっとびっくりした。

「今みたいに俺とおまえで歩くスピードも同じじゃないんだから」

「うん・・・」

なぁんだ、わかってくれてたんだ。なんて、自惚れかなぁ?自惚れでもいいや。だって、気付いてくれていたんだもの。

「遅れても迎えに行って、手を引っぱっていっちゃる」

少し照れたように、そう言う彼にこっちまで赤くなって。うれしくてうれしくて。思わず私から手をつないだ。

ねえ、未来にも私たちふたりでいられる場所はあるかな?まだわからないけど、でもね?
こんな風に手をつないでいたら大丈夫だって感じてしまうの。ずっとずっとこの手を信じてついてゆくからね。


(ずっとふたりで)


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伝わっていますでしょうか?(汗)
曲を聴いていてぱっと書きなぐったので、短いですね。


song by Rina Aiuchi

08/3/25 up










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