×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -

12

















口内を犯すローの巧みな舌使いでとろんとした潤んだ瞳になってゆくナマエ。

やっと唇を離され、思い切り息を吸う。



「っはぁ.....はぁ...っ」



息を乱すナマエにまた軽く口づけ、
白い首筋に舌を這わせた。


ナマエはゾクゾクする感覚にローの頭を抱き締め、黒い髪の毛にキスを落とした。

服の中を弄り、豊満な胸に手をかける。






「...でけえな」


「小さいほうが、よかった?」


「いや、あるほうが好みだ」


耳を甘噛みしながらナマエの乳房を掴み、
形を変えるように揉みしだく。



「.......下着着けてねェのか」


「たまにね....締め付けるのは好きだけど締め付けられるのは嫌いなの」


「ハッ...とんでもねェな」



「あっ..!」


衣服の上からピンと主張する乳首を甘噛みすれば、
腰が跳ねて膝がローの股間に触る。
既に熱を浴びたそこは苦しそうに衣服を押し上げている。






「はぁっ..ロー、も..はやくっ」



「あ?なにがだよ」



「んっ..下も..、」



「下がなんだよ」



「っ意地悪ね...」




クク...と笑い太ももを撫で回す。


スカートに手を伸ばしたその時、





バン!!!




「キャプテン!!みんなが....あ!ごめん!」




バタン




ベポが扉を開けたが、申し訳なさそうに閉めた



「....ハァ、待てベポ。みんながなんだ」


ギィ...


「あ、みんながナマエのことよく知りたいって..。素性がわからないから怪しいとかなんとか...」




「..あァ、待ってろ」


「アイアイ!」


どたどたとベポが走り去る音が聞こえる




「...邪魔が入ったな......おい」


「え、なに?」



テキパキと身だしなみを整えているナマエ。



「ほら、行きましょ。みんな待ってるわよ」


「.....」




ローの下半身に目をやると変わらず盛り上がったままの姿が。



「あー..続きはまた今度ね」



「...チッ..」




明らかに機嫌が悪くなりながら、立ち上がり帽子をかぶる。




「そんなに怒らないでよ」


ちゅ、


ローの唇に軽くキスをする。




「....立てなくしてやるから覚悟しとけ」


「楽しみにしてるわ」




ローは渋々部屋を出て、ふたりはみんながいるであろう食堂へ向かった...







.