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食堂はざわざわと賑わう。
もちろん話題はあの美しい謎の女。




「いやーおれあんな美女はじめて見たぜ」


夕飯のチキンを食べながらペンギンに話しかけるキャスケット帽をかぶるシャチ


「最近の夜のアレはあの女か....」



「そうだなきっと!いやーそれにしても綺麗だよなー...」



シャチはまた鼻の下を伸ばしナマエの姿を思い出す



「それにしても、なんの相談もなくいきなり仲間だなんておかしいだろ。何者かも分からないのに」


「確かな。でもキャプテンの事だから意味もなくただの女を載せるとは思えないよなー。」


「一体どうなってる...」






「まーなんにせよあんな美人、
落とした船長も流石だな....あ、おいベポ、呼んだか?」


「呼んだよ!キャプテンがナマエの服脱がそうとしてたよ」


「んなァにィ??!!」


「あ、でもおれが邪魔しちゃったからもうすぐ来るはずだよ」


「ナイス!ナイスベポ!!」


「まったくあの人は....」


「いーなー、おれもキャプテンくらいの男になればあんな美人を抱けるのか....。ずりーよ船長!」



「誰がずるいって?シャチ」



「せ、船長!!!いやっなんでもないっす!ハイ!」







シャチとペンギンのうしろには機嫌悪そうなローと、ナマエ。



「みんな聞け。さっきいねェやつもいただろうからもう一回言う。
ナマエがこの船に乗ることになった。
...あと、先に言っとくがコイツはあの魂盗りのヘラだ」



「「「えええええ??!!!」」」



「それに、ナマエは、エルフだ。エルフ族のたったひとりの生き残り」


食堂はさらに驚愕の声にざわついた。



《エルフ?!あの伝説の?!》


《伝説だろ?本当にいたのか?!》


《マジかよ!!?すげえ!》







ローは予め許可をとり、
ナマエに過去を簡単に話させた。






「......だから、船に乗ってる間もなにかしら力になれると思うわ」



「すげェ!!!エルフの女神が仲間になった!!」


すげー!!

美しすぎる〜!!!

結婚してくれー!!!



みんなの興奮は絶頂。


その後テーブルに案内されで夕飯を出されたナマエは、
夕飯にあまり手をつけることができないくらいに自己紹介と質問責めにあった








ナマエは無事ハートの海賊団に大歓迎された。






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