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- ナノ -

08









「だからおじいさんはこのことを誰にも言うなって。狙われるから。」


「...まァ、だろうな」



ナマエはふふっと笑って新しいお酒をつくった



「そのあとはひとりで生きてきたのか」


「そう。幼ながらにも世の中の仕組みはわかってたから、島を転々としながら賞金首を刈って生活してたわ」


「へェ....」


「この容姿じゃない?だから貢いでくれる男なんてごまんといるし、楽しくやってきたわよ」


「....」


「...それで?わたしの素性を調べ上げてどうする気?トラファルガーさん」


「そうだな...うちのクルーになれよ」


「女の次はクルー?残念だけどお断りよ」


「エルフ族がいなくなった本当の理由を知りたくねェか」


「!」


「復讐したくねェか」


「...」


「おれが協力してやるよ。

おれの船に乗れ」


「...クルーにはならない。縛られるのは嫌い。それにいつ降りるかもわからない。自由が好きなの」


「...まァいい。気が変わるはずだ。...明日の夜出港する。港に来いよ」


「....わかった」







ローはそう言うとベッドに入った






「え、泊まるの?」


「あァ。ねみィ。寝る」


「あっそ。じゃあわたしは帰るわn..!」


ドアへ向かおうと横を通り過ぎようとしたナマエの腕を掴み、ベッドにひきずりこんだ



「...痛い」


「やらねェから、お前もここで寝ろ」


「なんでよ。嫌」


「うるせェ..寝ろ」



もがくナマエを強く抱きしめて目を閉じるロー。


「はァ..」



離してくれないとわかったナマエも諦めて目を閉じる。


「........ねぇ、太ももになんか当たってる」





「.......」









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