『体育倉庫』会計受 2
「真央……」
「圭吾、迎えに来てくれてありがと」
俺の姿を見て、何が起こったのか瞬時に圭吾は分かったのだろう。痛ましそうな目で俺を見ている。
「ごめんね……圭吾。俺、俺、抵抗したんだけど。無理だったんだ……俺、俺もう汚くて、圭吾の恋人の資格ないよね」
俺の下肢から次々に溢れ出す、男の精液を見せて、こんなに汚れちゃったんだって泣いてみせる。
「真央、そんなこと言うな……お前は悪くない。守れなかった俺が悪いんだ」
圭吾は汚れきった俺を抱きしめてくれた。
「本当?」
「ああ、真央は綺麗なままだ」
「じゃあ、俺から出ている汚い精液、全部舐めてきれいにして」
「え…?」
圭吾はかなり嫌そうな顔をした。
「嫌だよね……だって俺の精液じゃないもん。いつも圭吾は俺の飲んでくれるけど、他の男のものなんか舐めたくないよね。こんな汚いもん、腹の中に入れておきたくないけど、我慢する。ずっと汚いままでいるから、良いよ」
「真央、分かった。俺が綺麗にしてやるよ」
圭吾は相当嫌そうな顔で、俺以外の精液を舐め取っていく。でも犯された穴は丁寧に、愛撫してくれた。
「これでもう、綺麗だろ?だから、もう今日あったことは忘れるんだ。いいな?」
「でも、あいつ写メもムービーも撮ったって。俺、言うこと聞かないと、皆に圭吾以外の男に犯されたって、知られちゃうかも。誰だかわかんないし、言うこと聞いてまた犯されるしかない」
「真央っ!」
「だって他に方法ないじゃないか……俺、誰にも知られたくないよ。圭吾、俺のこと汚くないって言っただろ?だったら、他の男に犯されても俺のこと恋人にしておいてくれる?そしたら、俺、お前以外の男に抱かれるの我慢できる」
「ごめん……真央。俺、お前のために何もできなくて。俺、お前を離さないから……どんなに汚されたって、俺が綺麗にしてやるから」