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  三日逃亡 3


しかし、孝也にセフレ全部アドレス消されちゃったせいで、誘う人がいないよ〜〜。しかし俺はめげないのだ。歴代の卒業名簿を持っているので、セフレだった人をピックアップ。

「幸太先輩♪」

俺の一番初めの親衛隊長だった2つ年上の先輩と一緒にグアムに行くことにしたんです(2代目隊長と副隊長は孝也にボコボコにされて退学になったんです)
幸太先輩が卒業した後に、俺と孝也の仲は公表されたので先輩は俺と孝也の仲を知らないはずなんです。こう見えても幸太先輩ってすごい特技があって、それもあって幸太先輩とにゃんにゃん旅行に行くことにしました〜♪

「啓志くん、久しぶりに会えて嬉しい!」

俺よりも2歳上なのでもう22歳で来年から社会人なんですが、そうは見えない愛らしさ。この先輩にタチとしてのテクニックを教え込んで貰いました。今も健在なはず!もう3年以上使っていないけどね★

できるかどうか〜って、出来たよ。簡単だよ!だって男の子だもん!先輩も上手になっていましたね〜何人の男を喰ってきたんですか?とか仲よくイチャイチャしていました。
グアムで愛欲の日々とか、素敵だよね〜幸せな日々が三日続きました。

「えへへ〜やっぱり、先輩みたいな可愛い子大好き」

「そんなこと言って、啓志くん…柚木家の跡取り息子を骨抜きにしていたでしょう?」

柚木っていうのは孝也の家のことね。

「え?知ってたの?……先輩」

知っていてよく来たね、とか思ったけど、まあ、孝也が毎回浮気相手をボコボコにしていることは、流石に知るまい。

「でもね〜もう別れたから大丈夫、俺フリーなんだ今。だから、先輩とエッチしまくっても、孝也怒んないよ〜」

「そんな心配していないけど。でも啓志くん、ずっとネコやっていたんでしょ?僕、実は両方できるんだ……前啓志くんはタチしかしたがらなかったけど、ネコもできるんだったら、僕がしてあげよっか?」

えええええええええええええええええええ?

「え?ちょっと、せ、先輩!ネコ嫌だから孝也と別れたのに、こんな子猫ちゃんみたいな先輩相手にネコなんか嫌だよ〜」

「え〜でも、ネコでもいけたんでしょ?3年以上も付き合っていたんだから。後ろじゃないと物足りないんじゃないの?」

いやあ、そりゃあ、孝也に抱かれて気持ちよかったさ。でも、性格的にネコは性に合わないって言うか……

「ほら〜簡単に指入っちゃうよ?」

っていうか、先輩本当はタチなんじゃ?

孝也から逃げれたのに、先輩に喰われたら逃げて来た意味ないじゃん!

「や、止めてください!」

二人目の男なんか要らない〜〜しかし先輩の力は外見から想像できない位強い。

どうするどうする俺?

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