小説 | ナノ

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『それは心配ですね。大事にしてください』

「うん、せっかく誘ってくれたのにごめんね〜でも、菌うつしていけないから今回は安静にしているよ」


よし!俺自由!

インフルエンザなっちゃったって言って、グアム行きはなくなりました。お家で大人しく寝ている予定です。そういう予定にしておいて、俺はお出かけします。アリバイは完璧です。


「啓志くん、お待たせ!」

「じゃあ、行こっか!真紀くん」


可愛いな〜真紀くんは俺の中学時代のセフレです。久しぶりに連絡取って、冬休み沖縄にでも旅行に行かない?って聞いてみればノリノリでついていてくれました。グアムじゃないけど、冬休みに沖縄でアバンチュール〜良いよね。

高校のセフレは親衛隊メンバーが多いし、会長とのこと知られたから、誰も来てくれないから会長のことを知らない子にしたの。


やっぱり俺も男だもん。たまには可愛い男の子抱きたいんだよ〜会長の束縛から逃げられるこの冬休みは貴重だね。

会長にもインフルエンザで寝ているってメールしておいたよ。あとで副会長たちと話合わないと困るからね。

沖縄について観光します。いきなりベッドにっていうのも、ムードないしね〜。


「啓志くん先にお風呂はいってきても良い?」

「良いよ〜俺あとで入るから」


やっと夜タイムです。久々のタチに燃えるなあ。

とか思っているとメールが来ました。会長からです。

体調はどうだとか、会えなくて寂しいとか。約束は覚えているかとか書いてある。

はて、なんか約束したっけ?まあ、いいや、適当に返事返そうっと。



TO:会長
Subject:まだ熱がちょっと下がりません。

インフルエンザ辛いよ〜(;▽;)
今日はずっと寝ていたよ〜今からまた寝るから電話とかくれても出れないからね!
約束?覚えているよ勿論。
あけおめメールまたするね★



こんな感じでいいだろう。



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