小説 | ナノ

  5(完結)


で、こんなニート生活しているんだけど、まだヤツは不満らしい。

何が不満なんだよと聞けば、俺がヤツを好きじゃないことらしい。

しょうがないじゃないか。俺ホモじゃないし。毎日掘られているのに、これ以上俺にどう譲歩せいっていうんだろう。

でも、文句を言ってはいけない。だって、何十回目かの俺、そんなくだらないことで殺されているから。それも何度も。

身体は俺のものでも心は俺のものじゃないって……何ナノそれ。仕事と私とどっちが大事なの?っていう女かよお前は。

このままだとニートやっていても殺されかぎない。好きになってくれないのなら!!グサッとか……


俺は、もう死なないために、自ら乗ったこともあったぜ。騎乗位とか……俺の人生ではないものと思っていた。

で、お前は俺に惚れて貰う前に殺しすぎなんだって、俺を。

好きになれって方が難しいよね。

だから俺、現世でヤツが俺のことを殺さないで天寿を全うできたら、来世では絶対に好きになるって約束した。


俺、天寿を全うしたことないから、じいさんになって死ぬの憧れてるんだよね。

ニート539日目、現在俺の人生の中で、やつと再会して生きている期間最長更新中。

来世で好きになるって約束したけど、できれば、天寿全うできたら、来世では出会わないことを、真剣に祈っている。



でも、来世でも出会ってしまいます♪
うわあ!!また会っちゃったよorzみたいな

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