Ignatius
ブログ小ネタ集



花田と五味



五味「こんちはー!いつもお世話になってます、山王会ですー☆」ニヤニヤ
花田「五味さん。五味さん、ちょっと。こっちこっち」
五味「あっ。こりゃ花田さん。幹部昇格おめでとうございます」ペコペコ
花田「やめてくださいよ。あんまり言われると兄貴ぶんたちに睨まれるんですから。あの人たち、売れないまま年老いた芸人の先輩みたいなもんなんですから!」アセアセ
五味「めっちゃわかるー!ごっつわかりまっせ旦那ー!」アハハ
花田「あきませんって。テレビで覚えた大阪弁使うと余計に空気悪なるんです。中田の兄貴が普段どれだけ西野の兄貴にダメ出し食らってるか知りませんでしょ? カシラも出身大阪ちゃうはずなのに、あのひと耳いいから西野式関西弁にしてもうたんですよ……」ドキドキ
五味「へーそうなん? ヘーソ出しルック」ピラッ
花田「命惜しないんですか。そんなくだらないネタやったら、指何本出しても花菱は許してくれませんって!!」ドキドキ
五味「ところで花田くん。俺、役職は山王会若頭だけど、前回の抗争で最弱小ヤクザに格下げだろ? なんで敬語使ってくれちゃうの?」ウリウリ
花田「そ、それは……五味さんの醸し出す天性のゴミさ加減に、俺の体のいろんなスイッチが……」ドキドキ
五味「ふうん?」ニヤニヤ
花田「き、絹のハンカチーフとか持ってらっしゃいます?」ドキドキ
五味「ううん。木綿の愛情があるので」ピラリ
花田「!」ドキドキドキドキ

大友「弾、試し撃ちしとこっかなあ。恥かきたくねぇもんなあ」チャキッ
市川「アニキ。俺のこと、本当に撃ちたいんですね」ウフフ
大友「撃ちたくなる顔してんだよなあ」グリグリ
市川「そこ、顔じゃないですね。顔のほうがマシな箇所ですよね」ウフフ
中田「アニョハセヨー」キャハッ☆
市川「」ズガンッ
中田「」バタッ
舎弟「な、な、中田のアニキー!」アアアア
舎弟「補佐ー!!」ウアアアア!!
大友「なに撃ってんだよ」フフッ
市川「反射的に。すみません手が滑りました」ウフフ

西野「よう来たな大友。馬鹿のひとつ覚えのことはお互い忘れるとして、はよ済まそか。おい、花田」ケッ
花田「あなたが、大友さんやったんですね」アハッ
大友「花田だろ。新しいネタがあるとかで。俺、楽しみにして来たんだよ。早くやってよ」フフッ
西野「お互いスキモノやなあ。つまらんかったら俺が撃つからね? 花田くん」クスクス
花田「」キャンッ
五味「木綿のハンカチだよ、花田くん!」ペラリ
花田「」キャンキャンッ
市川「あっ、花田犬!(き、絹のハンカチ……)」ピラッ
大友「三回目。市川アウト」ズガンッ
市川「」アヒャー
西野「途中参戦のモブキャラごときが、俺の持ちネタ奪うからじゃ。生まれ変わって出直せ!」オラッ
大友「どの世界も年功序列だなあ」フフッ

五味「どうもー山王会の五味ですー!」ニヤニヤ
花田「どうもー花菱会の花田ですー!」アハッ
大友「よっ、待ってました。ゴミハナ・コンビ! ハナクソのほうがいいかな?」パチパチ
西野「うまけりゃ正月の余興で使ったるからなー。今年の賞金は中田組やでー!」パチパチ
五味「花田犬。お願い☆」ウフッ
花田「木綿!」ズダダダダダ
西野「」アウチ!
大友「」コマネチ!
五味「よーし、花菱ゲット!! ああ。うちの白山とか木村組の顔の濃いヤツとかまだ生きてるから。ついでに頼める?」ニコッ
花田「鼻糞とお呼びください、ゴミサマ」ハハーッ
五味「」フハハハハ!!


劇終。



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