背中に抱きつく




「グリーンVv」

そして背中に軽い衝撃
声からして誰かなんてすぐにわかる、グリーンは前まで伸ばされた手に自らの手を重ねた

「どうしたレッド」

「ん〜、グリーンがいたから」

答えになってない
だが、レッドが突拍子なことをするのはこれが始めてではない、いい加減なれた
グリーンはふと息を吐いて強弱をつけながらレッドの手を握った
固くも柔らかくもない綺麗なスラリと伸びた指が好きだ

「グリーンって結構背中広いよね」

「そうか?お前が華奢なだけだろ」

「前言撤回、やっぱりモヤシだわ」

誰がモヤシだ
そう言い換えそうとしたが、レッドが黙り込んでしまったので喉元で飲み込む
どうした?聞いてみたらグリーンの手から彼の手が離れていった
空気に触れる手のひらに喪失感が襲う

しかし、それもすぐにどこかに消えた
レッドがグリーンの前に回り抱きついてきたのだから

「やっぱりこっちの方が良いな!グリーンの顔が見れる」

「お前って奴は」

どうしてそうも可愛いんだ
きっと拗ねてしまうからこの言葉も必死で飲み込む
その代わりグリーンもレッドを抱き締めて耳元でこういった

「好きだ、レッド」

チラリと見えた耳は真っ赤に染まっていた







ネタが尽きてきたわ、でも緑赤が好きなの
緑赤足りない、誰かくれ
ちなみに管理人はいつもリア友とハグしてます
百合百合しいとよく言われます、ハグ大好きです


prev next
- ナノ -