外は薄暗く、雨が降っていた。


「にゃあ。」

一匹の黒猫の鳴き声に、一人のバーテン服の男は立ち止まる。

「・・・お前、濡れてんじゃねーか。」

この雨のおかげで、猫はべちょ濡れになっており、フルフルと凍えていた。
それを見た男は、やさしく猫を抱き上げる。

「しかし、真っ黒だな、お前。なんか臨也みてぇ。」

男は、赤い瞳で黒髪の天敵を思い浮かべた。
そして、小さな、小さな声で呟く。


「・・・あいつもお前くらい可愛いげがあったらな。」


「にゃあ〜。」


男は猫の額に軽くキスをして、池袋にある自宅に帰っていった。






その一部始終を、
赤い瞳で黒髪の天敵が、
顔を真っ赤にしながら、





見ているとも知らずに。


















この想いを猫に捧ぐ

(あなたに言うのは、恥ずかしいから。)



















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短かっ!!!!
超短いな(笑)

猫を飼いたいと思ったので、書いちゃいましたw

シズちゃんはツンデレな攻めだから、素直に臨也に言いたいこと言えないんだお///←

駄文で申し訳ないorz


from西瓜

 
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