※新セルです
そっと目を閉じる。
そうするといつも思い浮かぶのは、君の顔。
「おい、新羅!いつまで寝てるんだっ」
って、ちょっと怒ってる。
でもね、
なぜなのだろう?
みんな彼女には顔がないというのだ。
馬鹿だなぁ。あんなに可愛い顔をしているのに。
君達には見えないんだよ。
彼女の笑った顔も、怒った顔も、困った顔も、泣き顔も、全部全部、僕だけにしか見えない。僕にしかわからない。
だから、彼女は僕のもの。
僕だけのもの。
やっと手に入ったんだ。
絶対に手放さないよ。
ねぇ、君は僕を愛してくれる?
僕だけを、愛して・・・・・・
『起きろって、言ってるだろー!!!』
ガツンと鈍い音がした。どうやら僕の頭にセルティのゲンコツがクリーンヒットしたらしい。
「や、やぁ、セルティおはよ。素晴らしい起こし方だね。できれば目覚めのキスをしてほしかっ・・・ぐほぅ!!」
僕のお腹に蹴りを入れるセルティ。
あぁ、本当に可愛いなぁ。
顔を真っ赤にして照れてるのだ。
「セルティ・・・」
僕はセルティを引き寄せて、抱きしめる。暖かくて、心地好い。
『・・・・・・っ』
セルティの肩がふるりと震えた。緊張してるのだろうか。いや、また照れてるのだろう。
「大好きだよ、セルティ」
僕の言葉にセルティは固まった。
何変なこと言ってるんだ、と突き飛ばされると思ったのだが、セルティは突き飛ばさなかった。
僕の背中に腕を回して、キュっと抱きついてくる。
まるで、「私もだ」と言っているようだった。
あぁ、本当に、幸せだなぁ
恋をした自分と、
恋をさせてくれた彼女に、
感謝した。
マシュマロよりも甘く
(それは君との大切な時間。)
ーーーーーーーーーーーーーーー
初の新セル小説ですた☆
なにげに好きよ、このCP!
シズイザの次くらいにww
セルティのツンデレが溜まんないさぁ^^←
From 西瓜