※臨也視点
俺はシズちゃんこと平和島静雄が嫌いだ。
でも最近気づいたことがある。
それは、あいつの声だけは好きということだ。
「シ〜ズちゃんっ。」
またいつもみたいに、俺はシズちゃんをからかいに行く。
「いーざーやああぁ!!!!池袋にくんなって言ってんだろうがああああ!!!!」
いつもに増して元気なシズちゃんの声に、ちょっぴりワクワクする。ほんと耳が裂けそうで。
「ぅおっと!」
危ない危ない。
シズちゃんと殺りあってるときに、考えごとは危険だ。
「避けんじゃねーよ!このノミ蟲っ」
「アハハハっ」
でもやっぱり気になってしまうシズちゃんの声色。低くて単調でどこか優しげな・・・
「どうしたぁ?今日は動きが鈍いぜ、臨也ぁ!!!」
「・・・くっ。」
ぼぅとほうけてたら、いつの間にか後ろには壁。シズちゃんに追い詰められてしまった。
「観念しろよ・・・、臨也。」
シズちゃんの声が耳元で響く。
「ちょ、シ、シズちゃん、近くない?」
さすがにコレは焦る。
シズちゃんの声が耳元にダイレクトに届き、力が抜け始めた。俺は、早くシズちゃんから離れようとする。
「なんだよ、臨也。・・・顔、真っ赤だぜ?」
ニヤリと笑うシズちゃんを見て、確信犯であることに気づいた。それはそれで恥ずかしいので、知らないふりをする。
「は?ただ暑いだけだし。早くどいてよ。」
「・・・素直じゃねぇな。」
シズちゃんは、また俺の耳元で囁いた。
あぁ、もうだめ。
俺はその場に崩れ落ちた。
どうしようもないくらい好き
(大嫌いなあなたの、もっとも愛しい声。)
ーーーーーーーーー
なんじゃこの乱文はっ!
なんかめちゃくちゃな文章で申し訳ありませんorz
いや、なんかデュラの小説読んでて、めっちゃ臨也→静雄だなと思うところが多々あったのでw
私はもちろん静雄→←臨也と信じていますが!!!!←
from西瓜