※来神設定












昼休みも終わり、暖かな日が照り付ける午後、臨也と門田は屋上で授業をサボっていた。

「ねぇ、ドタチン。」

「・・・・・何だよ。」

寝転んで臨也が起き上がる。門田は読んでいた本から顔を上げた。

「シズちゃんってさ、どうして俺に突っ掛かってくるのかな・・・・。」

臨也の顔が少し赤くなる。門田は、臨也が静雄に気があることを知っていた。そして静雄もまた、臨也のことを多分気にしてると思っている。

「さぁな。じゃあ、なんでお前はいつも静雄に突っ掛かるんだよ。」

「それは・・・、言わなくたってドタチンにはわかるでしょ?」

赤い顔のまま上目遣いで見てくる臨也に少しドキリとしながら、門田は本を閉じて横に置いた。すると臨也は門田のひざに頭を乗せ、寝転んだ。

「お・・・おいっ!!」

「なに?別にいいでしょー。ドタチンのひざって、なんか安心する。」

そう呟きながら、臨也は目を閉じる。

「あぁあ〜、シズちゃん絶対俺のこと嫌ってるよね。」

「そうかもな。」

「どうしたらシズちゃんに好かれるかな?」

「さぁな。」

「・・・・・ちょっとドタチン、真面目に聞いてる?」

目を閉じていた臨也が、いつの間にか門田を睨んでいる。門田は、心の奥から沸き上がるドロドロとした感情が、何だかわからなかった。臨也が静雄の名を言うたびに、強くなる感情。

「今日のドタチンなんかおかしいよ?・・・・・俺、もう寝る。」

臨也は再び目を閉じる。

「・・・・・俺にしろよ。」

「え?」

門田が何か呟いたが、臨也には聞こえなかった。


「だったら、俺にしろよ。」


門田の言葉に、臨也は目を見開く。

「・・・ちょ、ドタチン、冗談よしてよ。」

「冗談なんかじゃねぇ。」

門田のひざから起き上がろうとする臨也を捕まえて、強く抱き寄せる。

「俺は、お前が好きなんだ。」

「や、やだ!離してよ、ドタチン!!」

臨也の拒絶の言葉を聞いて、頭に血が昇った門田は、無理矢理臨也を引き寄せてキスをした。

その瞬間、頬を打たれる音が響き渡る。臨也の赤い瞳からは、大粒の涙が溢れていた。

「・・・・・・最低。」

臨也は勢いよく屋上のドアを開けて、逃げるように立ち去った。


「・・・やっちまったな。」

門田は地べたに大の字で寝転がり、小さな声で呟く。

臨也に叩かれた頬の痛みが、いつまでたっても消えなかった。




















動きはじめた恋心

(もう、止まることはできない。)




















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ドタチン初登場www
キャラわかんねー(笑)←

私の中では、ドタチンは高校時代から臨也に片思いしてる設定です^^

んで、自分も臨也のこと好きなのに、シズちゃんのこと応援するという素晴らしい方ww

シズイザ←ドタ
好物ですわ^ω^

では、乱文失礼しました。←



from西瓜

 
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