メモ | ナノ

負けず嫌い

アル「そういえば、どうしてケイトは手合わせ錬成できるのにしないの?」
ケイト「いや、必要であればするさ。でも、よく言うだろ? 『能ある鷹は爪を隠す』って」
エド「それって俺らが能無しだって言いたいのか?」
ケ「……実を言うと、僕の錬金術が複雑で、しかも人に使わせることとかもあるから、ストック持っといて使う方が楽なんだよな。何も考えなくていいし。間違いも少ない。手合わせの時ってさ、頭の中で錬成陣とか理論組み立てないといけないだろ? あれ、僕苦手でさー」(※ここら辺捏造)
エ「ふーん、じゃ、単に、お前が俺らより頭の回転遅いってことだな」
ケ「(カチン)あーそーいうこと言っちゃうんだ。大佐に負けたくせに」
エ「どういう意味だよ」
ケ「お前とは違って、僕は大佐に勝ったよ。サシで」
エ・ア「えぇぇえ!?」
ケ「大佐とやるんだったら頭の回転は絶対必要。で、エドは大佐に負けた。でも僕は勝った。つまり頭の回転は僕の方がお前より早い」
エ「けど相性ってもんがあるだろ!相性!」
ケ「じゃあ僕と勝負する? 僕が格上だってこと、見せてやるよ」
エ「上等じゃねーか」
ア「ちょっと二人とも」
ケ「手合わせ錬成でもなんでもあり。相手が『参った』っていうまで続けるからな」
ア「周りに迷惑だからだめだって」
エ「負けて吠え面かいても知らねえからな」
ア「ねえ聞いてよ」
ケ「こっちのセリフ」
ア「二人とも聞けったら!!!」
エ・ケ「(びくっ)」
ア「二人はともかく周りが危ないから却下!! 売り言葉に買い言葉で引っ込みつかなくなったからって、子供みたいに喧嘩しようとしないでよ!! わかった!?」
エ・ケ「……はい」
ケ「(子供……エドはともかく、僕まで言われた……)」



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