メモ | ナノ

あけまして(こねた)

お付き合い後の設定

怜唯「わ……人、多いね」
神「…………」
怜唯(神田くん人混み嫌いだろうなあ、きっと)
神「いくか」
怜唯「あの、もし無理してるなら、遠慮せず言ってね。私もちょっと、この人混みはさすがに、って思っちゃうし」
神「いや、大丈夫だ」
怜唯「それじゃあ……いこうか」
(ぎゅっ)
怜唯「神田くん!?」
神「手、繋いでるだけじゃ足りないくらい、ひどいだろこの人混みは」
怜唯「そ、そうだね、で、でも……」
神「嫌か?」
怜唯「いやじゃ、ないよっ! でも、」
神「でも?」
怜唯(耳元でそんな低音の良い声は……!)
神「言わないと、わかんねえんだけど」
怜唯「……っ、だって、こんな近いと、心臓が持たなくてっ、しかも、だって、こんな距離、いつでもキスできちゃう……」
神「(まだ初なとこ可愛すぎだろていうかいつでもキスって、は、してほしいのか? ならいますぐにでもしてやりてえ俺のものだってもっとあからさまに見せつけてやりてえよくそ早く初詣終わらせてどっか連れ込みてえ)」
(ちゅ)(←ほっぺた)
怜唯「っっ!」
神「……あとで、たくさん、ちゃんとしたキス、な?」
怜唯「え、え!」
神「嫌か?」(にやり)
怜唯「……嫌じゃないです……」(赤面)



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