シンク「トレイってなんで眼鏡掛けてないの?」 トレイ「いきなり何ですか、シンク」 シンク「トレイには眼鏡が似合いそうだな〜ってシンクちゃん思ったの」 トレイ「シンク。私はスナイパーですからね、目が悪いと致命的なんですよ」 シンク「でも魔導院にいる頭良さそうな人達は大抵眼鏡掛けてるよ?」 トレイ「確かに、確かに私は頭は良い方ですが、それとこれとは別の話です。そもそも、何故勤勉な人は眼鏡率が高いかと言うと、勉学に励み知識を身に付ける際目へかかる負担が必然的に多くなり……」 シンク「それでね、一回試してみようってことで眼鏡を用意しました〜。ほら、掛けて掛けて〜」 トレイ「……こほん。ですから私に眼鏡は不要だと……」 シンク「折角クイーンから借りて来たんだから掛けてよ〜」 トレイ「返してきなさい!彼女は眼鏡が無いと困るんですよ!」 シンク「大丈夫だよ〜、ヤヌスの眼鏡っていうのを代わりに置いてきたから」 トレイ「えっ」 シンク「あれ?あそこにいるのクイーンだ。……なんか、凄い勢いで走ってるねぇ」 トレイ「ひいっ!逃げますよ、シンク!」 シンク「え〜、眼鏡〜」 トレイ「いいから早く!捕まったら大変なことになります!」 シンク「トレイこわーい」 トレイ「今はクイーンの方が怖いですよ! ……はあ、しかし、逃げたのは良いのですがこのあと一体どうすれば……」 シンク「ねぇねぇ、どーお?シンクちゃんに眼鏡似合う?」 トレイ「………あなたのそのマイペースさが羨ましいですよ……」 (うわっ、クイーンがヤヌスってるぞ!?) (と、とりあえず眼鏡をなんとかしよう……キング、動きを止めてくれ) (分かった。おいクイーン、落ち着け……) (ふんっ) (ぐふっ) (キングーー!) ←→ 戻る ×
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