サンジさんと!

こんにちは、私は最近麦わら一味のクルーとなりました。
今日はナミさんが「3時のおやつはあんたが決めてサンジくんに言ってくるのよ」と言ったので、私はあのイケメンでカッコイイサンジさんに、二度目のお話をしに行きます(※因みに最初話したのは初めて会った自己紹介の時でした)。
「あ、あの、サンジさん…」
「うん?」
芝生の甲板で海を見ながら一服していたサンジさんに私が話しかけると、サンジさんは私に微笑んできた。
「どうかした?」
サンジさんは吸っていたタバコを海へ投げ捨て、私に向き直った。
「あの、3時のおやつのことなんですけど…」
「…あぁ。何がいい?」
クレープ、パイ、シュークリーム、とおやつの名前をあげるサンジさん。
「えっと…、そうですね、……サンジさんはどんなのがいいですか?」
考えている私に、サンジさんが耳元に唇を寄せて。
「おれは、…そうだな。プリンセス、君かな」
そう囁かれて、私は顔が熱くなって、体が固まったみたいになった。
「……とかね?」
ふ、と笑ったサンジさん。
それって、冗談ですか、それとも――。
「わ……私も、サンジ、さん…で」
「…!」
私が小さく呟くと、サンジさんは驚いた顔をした。
「…夜にね?」
に、と笑ったサンジさんの笑みが、私の胸を高鳴らせた。



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