morning call


「虎徹、おはよう!」
「……おー…」
今日もいい天気です。

カーテンをシャッと音を立てて開けると、眩しい太陽の光がaaaを照らした。
「うーん…」
ベッドで布団にもぐり、太陽が顔に当たらないようにする虎徹。
「起きて!バーナビーにバカにされてもしらないよ!」
「うーん…ねみんだもん…」
ごろごろとベッドを転がる虎徹の体を揺さぶるaaa。
「早く起きなさい!」
バチン、と布団に丸まった虎徹を叩いた。
「いってー!」
「もう虎徹…」
布団からやっと這い出してきた虎徹は、aaaに手を差し延べた。
「?」
その手をaaaが掴むと、虎徹はぐいと引っ張った。
「わ!」
ぼふん、とベッドに倒れ込んだaaa。
虎徹の胸に、飛び込むかたちになっていた。
「aaa、ちゅーしてくれよ」
「は?」
「おはようのチュウ!」
む、と唇を尖らせた虎徹。
「ほら」
ぐっと顔を近づけた虎徹に、aaaが溜息を吐いて軽くキスをした。
「ん…」
「んうっ」
虎徹はaaaの後頭部に手を回し、熱烈なキスをした。
舌を絡め、唾液を混ぜ合う。
キスをしている間に、虎徹はaaaを組み敷いた。
「んはっ、あ…」
「…aaa、していいか?」
ぺろりと舌なめずりをしながら、虎徹は言った。
「遅刻するよ?」
「…今日くらいいーだろ」
aaaの着ている服をたくし上げ、下着の上から胸にキスをした。
「バーナビーに、怒られちゃうよ?」
困った顔をしたaaa。
「俺以外の名前呼ぶなよ」
虎徹はaaaの唇を自分の唇で塞いだ。

「ふぅ、あ!」
ぺろりと胸の突起を舐め、aaaの体が快感に痺れた。
「やあ…っ」
「やじゃないだろ、aaa」
突起を噛むと、aaaは体をくねらせた。
虎徹は口端を上げ、浅く息を吐いた。
「この歳で朝勃ちーってな」
パジャマを押す股間を指で指して笑う虎徹。
「笑えないし…」
「なんだと!」
虎徹がaaaの足を開くと、aaaがきゃあと叫んだ。
「はは…、濡れてんな」
「…ばかっ」
虎徹はaaaの中に指を突っ込むと、乱暴に掻き混ぜた。
「あっ、アァ…はぁあっ!」
「こんなにしても痛くないんだろ?」
ぐ、と虎徹が指を折り曲げると、aaaが甲高く鳴いて達した。
「もうか…、はやくねぇ?」
「んっ、しらな…、あッ!」
指を挿入されているところの、上の突起を虎徹が親指で撫でると、aaaの体が大袈裟に跳ねた。
「気持ちいいのか?」
「虎徹…こてつ…」
「aaa、可愛いな」
虎徹はそれを取り出すと、指を引き抜きそれを押し当てた。
「…いいか?」
「……ん、こてつ、だいすき」
「俺も」
ぐ、と押し込められ、圧迫感で息が止まりそうになった。

ベッドの隣の棚から、何か音がなっている気がした。
虎徹は鳴っている携帯を取り、耳に当てた。
「うー…バニーちゃんじゃねーか」
「何してるんですか、オジサン。もしかして寝坊でもしたんですか?」
バーナビーからモーニングコールのようだ。
「あー、いやあの、起きてたんだけど…」
「なんですか、二度寝でもしたんですか。それって寝坊ですよ」
相当怒っているようで、声が荒々しい、気がする。
「寝坊から離れろよ、バニーちゃん…」
「なんでもいいですけど、早く来てくださいね」
「ほーい」
バーナビーのお叱りを受けベッドに戻ると、aaaが笑っていた。
「私の言う通りだったね」
「はー…」
「早く、用意して」
aaaは起き上がると、リビングに向かった。
「……今日休んじまおうかな」
ぽりぽりと頭を掻いて、虎徹が呟いた。


〇おまけ
「朝からしちゃった…」
「いいじゃねぇか」
「駄目だよ!あーご飯冷めてるー…」
「大丈夫だって!aaaの飯は冷めてもおいしいから、な!」
「…早く食べて」
「わかったから機嫌直せよー!」



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