「あたしそろそろ単位ヤバい気がするんだけど」

「なら急ぐぞ」

「待ってよ!もうちょっと悩まして」

「いつまで鮭と昆布で迷ってるつもりだ」

「おにぎり史上最大の選択なんだから」

「どっちも買ってやるから持ってこい」

「朝から二つも食べれないよ」

「余ったら俺が食うつもりだ」

「……なら」

「関節キスだけどな(ボソッ)」

「んがあああああ!ブッ飛ばすぞ!」




「あ?テメーら何やってんだ」

「あ。キッド」

「相変わらず派手な頭だなユースタス屋。お前遅刻するぞ」

「まだパジャマみてーな格好のお前らに言われたくねェよ」

「今日土曜日かと思ってさー」

「今から帰って支度して出発するとなると…遅刻は間逃れねえか」

「少しは急げよ…」

「決めた!鮭にする!」






「よし走れー!遅刻ー!」

「なまえ」

「なに?ロー」

「着替える時にカーテン閉める癖、どうにかしろ」

「は?」

「俺の部屋から見えなくなるだろ」

「「変態」」


思わずキッドと台詞が被るほどの変態加減にドン引いた午前9時15分。
 
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