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「とりあえず、今日1日トラファルガー(小声)とキッドさん!!!!と、行動を共にすればいいんですよね?」
「いや、いくつか語弊がある」
「ん?」
「お前は俺の行く先々に従者のように付き従って、隙あらば俺の役に立とうと奮闘せしめろ」
「悪魔かこいつ」
「ああ、ユースタス屋は邪魔さえしなけりゃ何しててもいいぞ。ピク●ンのように後をくっついて歩いてろ」

ピ、ピッピピピ●ミンだとーーー!?!?
なんて命知らずなのトラファルガー……!!キッドさんのこのはち切れんばかりの青筋が奴には見えていないのだろうか!

「だ、大丈夫ですよ、キッドさん。キッドさんがいてくれるだけで私は幸せの塊ですよ!」

あ、少しだけ青筋が減った。

「お前ら、今日は好きに過ごしていいが、あまり目立つなよ」
「アイアイ!キャプテンも気を付けてね!」

「キッド、本当に一人で大丈夫か」
「キラーさん安心してください。キッドさんのことは命に変えても私が守ります」
「もとはと言えばテメェのせいでこうなったんだろうが!」
「はぐうっ」
「心配だ……」

そういうわけで、私達はいざ、シャボンディの町へと繰り出すことになった。

「で、どこ行きたいの?トラファルガー」
「特に決めてない」
「ぶち殺すぞ」
「(こいつ口調が俺に……)」
「じゃあ、とりあえずシャボンディモールにいきましょう。そこで変装して正体を隠すんです」

そこであわよくばラブコン編の時のようなキッドさんの別衣装フォトを撮り貯めて心の肥やしにするんだ。ぐふふ。今日はトラファルガーのことをただの二酸化炭素と思って過ごそう!そうしよう!

「さあ皆さん、イントゥーザスペース!」

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