「ところでなまえ、君ら何の勉強をしていたんだい?」
「魔法薬学だよ」
「ああ、宿題出てたよねあれ」
「そ。だからセブルスがやったの見せてもらおうと思って」
「そんなのスネイプがOKするわけねーだろ」
「したもん」
「は?」
「してない。勝手に思い込んでるだけだ」
「あら、でもセブルス魔法薬学得意じゃない。私も手伝ってほしいわ」
「…構わない」
「ほんと!?」
「じゃあ一緒にやろうよリリー」
「ええ!」
「待ちなよ、スニベルスのなんかより僕のを見るといい」
「え、ジェームズやったの?」
「まだだけど」
「まだなのかよ!ってかどうしたのシリウス、静かだね」
「あ?ああ……ああ」
「どうしたの!ちょ、魂抜けてるけど大丈夫!?」
「おれ……つかれた」
「ピーター、どうしよう!」
「リーマスどうしよう!」
「大丈夫。シリウスはそう簡単に死なないよ」
「そうだろうけどもっ」
「死ねばいいんだ」
「あ゛!?んだとスニベリー」
「ほんとだ生き返った」
「大体お前がややこしいマネするからいけねぇんだろ!」
「僕が何をした」
「ねえ、なまえ、勉強に一番必要なものは何か知ってる?」
「リリー」
「違うよジェームズ」
「滅んでちょうだいポッター」
「答えは……糖分さ」
「…何で私がローブの中にチョコ一袋隠してたの知ってるの?」
「さあ。(にっこり)」
「―――チョコ食べる人挙手!」

「静かになさい!!!飲食禁止!!」
「…はい」
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