■ Replicant⇔Doll

「※※※」
「…はい、若様」
「こっちへ来い」
「はい、若様」
「……お前な、返事は一つしか出来ねェのか」
「無駄口は叩くなと」
「それは俺の命令じゃねェだろう、喋れ」
「そう仰られましても、」
「チッ…相変わらず可愛いげがねェ女だな」
「申し訳ありません」
「……※※※、抱くぞ」
「御随意に」
「嫌がりもしねェのか」
「…そうした方がいいのでしたら」
「ッたくテメェは…」

 後悔させてやる、と若様は言った。
 その日私は彼に身体を拓かれた。
 けれど私は後悔などしなかった。そういう感情はよく分からなかったし、それに、私には不似合いだ。
 私は彼のお人形なのだから、彼の意のままに動けばそれでよいのだ。

 ──つい最近まで、私はそうとばかり思っていた。





ドフラちゃんはリアルにマリオネットで遊ぼうとしたら糸絡ませてキレて糸切っちゃうタイプだなってとこまで妄想した

14.07.02

[ prev / next ]
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -