真4日目 遊 | ナノ

真4日目 遊


おはようごさいます。ソラです。
1日爆睡してやっとこさ起きました。とは言っても任務終わってたけどね。
ポセイドンさんボコボコにしてきたみたいです。



ということで、たまには戦闘してない優雅な午後の話をってことになりました。

「「ソラ」」

ライムとリオウに呼ばれて振り返ると、

「しっかり寝て体力有り余ってるのはわかるけど…ウザい」

「…(´・ω・`)」

イジイジっ。体育館の隅でいじけてきます。





「優雅な午後って言ってもねー」
「暇なだけだよねー」
「確かに」

そんなことを話しているとアヤが、変な笑顔を引っさげて近づいてきた。
折角の美人が台無しだ。


「そう言うと思って、じゃーん!UNO!」
「ナイスアヤ!」
「UNOやる人ー。ってか全員参加ね」

ライムがそう声を掛けると散り散りに過ごしていた皆が集まってきた。
やはり暇だったのだろう。

「ほら、ソラもいじけてないで来なさい」
「はーい…」

あれ?ものすごくか細い声が出た。

で、結局並び方は
アヤ→ソラ→ライム→リオウ→川崎→アビ→大澤→マナ→ユイカ→トモエ

って感じ。分かりにくくてごめんなさい。
紙に書いて読む事をお勧めします。




アヤ「行くよー黄の3」

ソラ「色変え青」

ライ「青9」

リオ「赤9」

川崎「赤青緑黄の5」

アビ「なんでフルで揃ってんねん!?黄のドロー2」

大澤「残念。赤と青のドロー2」

マナ「えー、ドロー4」

ユイ「おぉっ、緑のドロー2」

トモ「ごめんね立花ー赤と青と黄のドロー2」

アヤ「いやーっ鬼!皆鬼すぎるって!ドロー4!」

ソラ「……」←無言で22枚取る

ライ「えっ持ってなかったの?
アヤ色ー」

アヤ「ごめんね、そーちゃん。
赤で!」

ライ「赤と青の5」

リオ「ご愁傷様。黄の5」

川崎「黄のスキップ」

アビ「あ…」

大澤「…黄のリターン」

アビ「大澤ええ奴やなぁ。黄のスキップ」

川崎「…」

リオ「ドンマイ、黄の6」

ライ「黄と青の5」

ソラ「行っくぞー。青×3、黄×2、緑×4、赤×1のスキップ」

皆 「え゛…」

ソラ「で、またオレに来るから、赤×1、青×4、黄×3、緑×2のリターン」

皆 「えぇっ!!?」

ソラ「またオレなんで、黄と緑の2」

ライ「何かごめんなさいドロー4でUNO」

リオ「げっ…、ドロー4×2」

川崎「……」←12枚引く

リオ「じゃぁ黄」

アビ「残念やったなぁ川崎。黄の9」

大澤「やっと来たー!緑の9」

マナ「やったー。緑と黄と青の5!」

ユイ「3枚とか!しかも青ないしっ」←1枚引く

トモ「はーい、立花スキップー」

アヤ「えっ…」

ソラ「ナーイス。ドロー4で緑」

ライ「あぁー」←4枚引く

リオ「よーしドロー4で2枚引きまーす」

川崎「……」←4枚引く

リオ「んじゃ青!」

アビ「温めとったかいがあったわ。青黄緑赤の8!あがり!」


皆 「何……だと…?」




そして一抜けはアビでした。










数分後…





アヤ「…終わんない」

川崎「…スキップ。赤の3」

アヤ「赤の6!」



現在アヤと川崎の一騎打ち。
お互い手持ちは3枚だ。



川崎「色変え緑」

アヤ「緑と青の3!UNO!」

川崎「青と赤の6、あがり」

アヤ「ノオォォォォォォッ」



どうやら終わったようだ。




「面白かったね」
「ねー」

マナとトモエが楽しそうに笑っている。
久しぶりにこんなに笑ったかもなぁ。


「アヤ」
「んー?」
「ありがとな」

何が?と言った感じで首を傾けるアヤの額にデコピンをくらわせ、夕食の準備をしようと動く。




あぁやっぱり


「楽しいのは良いね」









ー残り 3日ー




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