Twenty-seven
「チョコー ツナ、今日はバレンタインだよ♪」
ツ「?何で夕翡が嬉しそうなの?」
「何でって
「沢田さん!///」ん?」
「これ・・・もらってください!///」
「えっ。ありがとう(にこ」
「//////」
ツ「・・・・・・あぁ、逆チョコか。」
今日はバレテインデー。
夕翡は小学校の時から、モテているのでかなりのチョコをもらえる。
サンタの持っているような袋2つ分←どんな例えだ
それに比べツナは夕翡からしかもらってないと・・・獄寺と山本はもらっているのに・・・
ツ「アハハ。モテるっていいね(棒読み」
「うん。お返し面倒だけど。そんなことより、応接室行こ?」
ツ「え、何で(蒼白」
「チョコ貰いに&あげに。恭君モテるからいっぱい持ってるよ(だらり」
ツ「そんだけ貰ってまだ食うのかよ。」
「ふふふふ。ツナも貰いに行こ?っていうか、今家に帰ったらビアンキお姉様からのポイズンチョコを食べることに
「早く行こ!」だよね〜。」
半分脅しのような気がするが、本当のことだし。
後で獄寺と山本からもチョコを貰おうかと夕翡は考えてたりする←
どんだけ食う気なんだか・・・・・
ちゃんとチョコあげたよ? by夕翡
「ハッピーバレンタイン♪チョコ下さいー。」
ツ「普通逆だよね・・・。」
雲「嫌そうな顔)何の用、夕翡に綱吉。」
「えと、チョコあげる。そして頂戴。」
雲「は?僕、甘いの嫌いだけど。」
「知ってる。だから、特別に抹茶のシフォンケーキだよ。」
ツ「チョコじゃないじゃん。」
夕翡は緑色のシフォンケーキを箱から取り出した。
それを三等分に切る=雲雀、夕翡、ツナの分だ。
雲雀へのケーキじゃなかったのかというつっこみは無しで!
しかも、早々とケーキを食べ終わった夕翡は雲雀のチョコにまで手を伸ばす。
ツ「夕翡!少しは遠慮しようよ!」
「大丈夫。
毎年のことだから。」
ツ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・毎年って(ちらっと雲雀見」
雲「小学校1年からずっと。」
ツ「
夕翡ー!!!」
「いいの、どうせ恭君甘い物嫌いだし。」
雲「まぁね。毎年迷惑してるから助かってるよ。」
ツ(この2人は・・・・)
女の子からの愛のこもったチョコレートをあげるなよ・・・。そして、それを遠慮なく食べるなよ・・・
ツナは見たことのない女子に同情した。
そんなこと気にせずパクパク食べている夕翡はすごいと思う。
さすがにツナは良心が邪魔して食べれなかった。
「ぁ、ツナからはないけど・・がっかり
「するわけないでしょ。」(チッ)残念だったね、ツナ。」
ツ「俺に振るなよ!//」
雲「ていうか・・・・毎年・・・よく食べれるね。今年はさらに増えてるのに。」
「ふっ。私の胃袋なめてもらっちゃぁ、困るな。お菓子ならいくらでもいけるよ。」
雲「メタボになって死ね。」
「運動してるから。 ん。」
大人しくチョコを食べていた夕翡だったが、ふと手を止めた。
1つのチョコレートを持ってにやりと笑っている。
運の悪いことにツナは気がつかなかった・・・
「ツナ、あーん。」
ツ「え
ムグッ」
何か・・・チョコが口の中に入れられた。
吐きだすわけにもいかず、ツナは食べる・・・っと、中からどろっとしたものが出てきた。
とたんに、体が少し熱く・・・頭がふらふらしてくる。
ボーっと熱でも出したような感覚。目の前がぼやけて。
ツ「ん・・・??///」
雲「何したの・・・・。」
「これ、たぶんウィスキーボンボン。私はアルコール慣れしてあるから平気だけど(妖笑)ツナはどうなるかな〜///」
雲(何でアルコール慣れしてるんだよ・・・)
ツ「にゃ・・・夕翡ー。」
「わぁ//////」
ツナは子供のように夕翡に抱きついた。猫のように、夕翡の腰周りでじゃれている。
夕翡はすかさず、デジカメを取りだし写真を撮りまくった。
とろんとした目に赤い顔。どれを撮ってもドストライクで・・・夕翡は貧血気味だった。
夕「可愛っ////////恭君!
応接室でセッ「死ね!」にゅにゅにゅ。」
夕翡が、18禁・・・かなり危ない行動に出るところだったので雲雀はやむ得ず夕翡を吹き飛ばした。
キョトンと首を傾げていたツナだが、すぐにこっと笑い今度は雲雀に抱きつく。
ツ「ひばりさーん。夕翡いじめちゃらめれすよー?」
雲「なっ!////」
カシャッ カシャッ 雲「・・・・・何撮ってるの。」
「え?そのままで!記念に!(ダラ(((」
ツ「どーしたんですかぁ?」
「ツナって酔いやすい子なんだね。可愛い///」
コテンと首を傾げるツナ、夕翡じゃなくても可愛いと思うだろう。
現に雲雀は、顔を真っ赤に染めていた。
ツナは可愛く笑い、背伸びして
ちゅっ キスを落とした。
雲雀は・・・・「は?」
夕翡は・・・
「シャッターチャンス逃したぁー!!!」 嘆いている。
ツナはと言えば、得意そうに笑い・・・寝てしまった。
雲「えっ・・・・。」
「うむ。酔うと強気になるのかな。」
雲「夕翡・・・君・・・」
「恭君のセカンドキス、ゲットだぜ!」
雲「咬み殺
「ダメ。動いたらツナが起きるでしょ?」・・・・・」
ツナは、雲雀の膝の上でぐっすり寝ていた。
こんな可愛いツナを逃してなるものかと・・・夕翡は絶対に動くなと雲雀を脅す。
いつもは緩々な夕翡だが、いざとなれば雲雀の動きを止めるくらいの殺気簡単に出せるのだ。
いや、夕翡に言われなくても・・・雲雀は心臓ばくばくどきどきで動けなかったかもしれない。
「可愛い///」
雲「君、本当に好きだよね(ハァ)」
「ツナは私の天使だよ。あっ、もちろん恭君もね☆」
雲「後で覚悟してなよ・・・・・・。」
ツナが起きると、睨み合ってる雲雀と夕翡がいたそうです。
間からは冷たい・・・氷河の風が吹き荒れていました。
何があったのかまったく覚えてないツナ。突如頭痛がきてまた寝込みましたとさ。
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