Fourteen
「夏休み〜♪平和だねぇ。」
ツ「夕翡はね・・・。」
ただいま夏休み満喫中の夕翡と別の意味で満喫中のツナ。
夕翡の前には数冊のノートと(趣味であるBL小説書き) おいしそうなジュース。
ツナの前には数十冊のノートと(宿題の山) 麦茶。
なんだろう・・・この違いは。
「早く終わらせないと!ツナって31日に宿題溜め込んで一気にやるタイプでしょ?」
ツ「違うよ・・・溜めてるんじゃなくて。毎日やってるけど・・・ひとっつも分からないんだよ!!」
「まったく。中学1年生の宿題なのに。+リボーンの宿題もあるんだよ?」
ツ「何でそんな楽しそうな顔してるの!?」
「一生懸命なツナほど可愛い者はないから〜。ほら、そこ間違ってる。」
そうはいいながらも、夕翡は毎年手伝ってくれている。
頭はいいので教え方も上手・・・なのだが・・・
ドSなので。最終日にならないと教えてくれないという・・・・何で今日教えてくれるのか不思議なくらいだが
教えてもらえるうちに全部宿題終わらせようと必死なツナだった。
「そういえばツナはハルちゃんと会った?」
ツ「ハル?会ったけど、何で夕翡が知って・・・あっ、そっか。」
「うん。大変だったねー。」
ツ「うん・・・・・・。」
「今日も大変なんだよねー。」
ちょっぴりほのぼのとした空気だったのだが・・・このお話にほのぼのは必要なく。
必要なのはギャグかシリアス((何故
ドドドドドンッっということで、爆音を出してみました☆
ツ「
どーいうことだよ!?誰だよ爆破したの〜!?」
「変な噂が経つと俺が学校に行けなくなるだろ。」
ツ「・・・・何で俺のセリフとってるの?」
「私のセリフがないから☆」
突然の爆音に驚き、ツナと夕翡は急いでベランダに出る。
すると。。。。そこには大きいプールに日光浴をしているビアンキ、ビールを飲んでいるリボーン。
どこから突っ込めばいいのか少し迷う。
「わぁ。ビアンキお姉様ナイスバディですね〜!」
ビ「あら。ありがとう。」
ツ「突っ込もうよ!!俺だけじゃ全部突っ込みきれないからね!?」
ラ「
うわぁぁぁああん!!」
「ツナランボがうざい・・
うざすぎるぅ!!早く泣き止ませて;;!!」
ツ「
夕翡を泣かせるランボってある意味すげぇー!!」
ぼぅんモクモクと、急に煙が辺りに充満し始めた。
ランボが自分に10年バズーカを打ったらしい。
煙の中から出てきたのは浴衣を着て、刺身?を箸でつまんだ大人ランボだった。
「あ、初大人ランボ。」
ラ「夕翡さんに若きボンゴレ。お久しぶりです。」
「・・・・あれ?
何で私には 若き がつかないの?」
ラ「夕翡さんは俺の時代の夕翡さんと大差ない
「私牛肉大好物なんだぁ〜。」すいません!!若き夕翡さんですね!」
ランボは慌てて土下座しながら訂正した。
夕翡は満足そうに笑っている。
ツ「ランボ!逃げて!!」
ラ「?」
「あっ・・ビアンキお姉様。」
ビ「殺す。」
夕翡が やべー と叫んだときすでにランボは逃げ出していた。
顔を真っ青にして走る姿はどこかのオリンピック選手の如く早かった。
リボーンはポイズンケーキを持ってランボを追う。
そして・・・銃を取り出し
ズキュゥゥ
打った・・・・・
ランボを狙っているはずなのに、弾はツナたちの元へ。
「はっ!
ほっ!とぅ!」
ツ「
変な声出して避けるなよ!!ってか何でー??」
リ「ビアンキの射撃の腕は最悪だからな。どこに飛んでくるかわかんねーぞ。」
「あっはっは!
天国の扉が近づいてる。(真顔)」
ツ「夕翡ー!?しっかりしてー!!」
ズキュキュ キュキュキュン ズキュン パリーン
「ぁ、正ちゃん。」
夕翡は眼鏡が割れる音でやっと思い出した。
この話は正一がランボを届けに来るお話だと。
ちらっと辺りを見渡すと、垣根の向こうに赤毛が見えこっそり近づく。
案の定、弾が掠めた!!と泣いている正一がいた。
「正ちゃん♪大丈夫?」
正「えぇ!?何で僕の名前。」
「気にしなくていいよー。私は沢田夕翡。夕翡でいいからねー。牛を届けてくれてありがとう。」
正「ぁ、はい。詰め合わせ返しますぅぅぅうわぁぁ!!」
「キャァ////」
正一は可哀想なほど混乱していた。
突然何かが乗っかってきたかと思い、恐る恐る見れば・・・脳天を打ち抜かれている死体が・・
ズルル
お腹の辺りは膨れ上がりパンツ一丁の男になったー!ッと思えば頬が打たれてぇ!?
正一は涙ぼろぼろよだらだら・・・そして気絶した。
「あー。正ちゃんダウン・・・とりあえず、詰め合わせセット貰わないと悪夢を見ることになるからね!」
正「うーん;;」
気絶している正一から箱を取り上げ、夕翡はビアンキを止めにかかった。
正一は放置((酷っ
「ツナー。生きてる?」
ツ「なっ・・・なんとか。」
「服。はい。 そのままでも萌えるからいいけどね☆」
ツ「ありがと・・・・って
何さり気にメイド服渡してんだよ!」
「チッ)ばれたか。はい、ちゃんとした服。」
ツ「まったく。ばれるにきまってるじゃん。」
メイド服を持って残念がっている夕翡だが、ツナは気にする様子まったく無しで着替える。
夕翡はちらちら着てほしいなー的な視線を送るが、ツナは無視。
「ツナの馬鹿ー!!」
ツ「煩い!夕翡が着れば!?」
「おそろ?」
ツ「違う!!!!」
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