■淫欲の罪@

6月10日 12:30 第二資料室

「歩夢様ぁ…の太くて…固いペニスを
イヤラシイ私のナカへ突き刺して…
めちゃくちゃにして、下さいぃっ…!」

昼休み、女の淫らな声が響く資料室

女は汗ばむ髪を振り乱し、男は腰を前後に振り乱す
ひと気のないこの場所で淫らな音を響かせるのは
歩夢にとっていつもの日常だった

「…あ、イク」

「あっ!あひいいっ!!お願い…です
歩夢様の濃いザーメンを私のいやらしい…
オ◯ンコに下さひぃ…ぁああああっ!」

女の喘ぎ声が叫び声へと変わると同時に
歩夢は激しく腰を打ち付けて射精した

「ははっ、冗談だろ」

先端が白濁が溜まったゴムを外し
慣れた手つきでティッシュに包んで処理
女は後々面倒なので避妊は徹底している

歩夢はメンソールの煙草に火を点けて
冷めた表情で厚化粧の女を見つめた
高1の自分より年は2つ上で巨乳のナイスバディ
大人のオンナと遜色ない色気を醸し出している

「あゆむんはどうしてナカに出してくれないの?」

女は拗ねたように歩夢の肩に抱き付いた

体格は16歳のまだあどけない少年で
思春期真っ盛りの尖った性格

校則違反の金髪でガチガチのセットだが
学年一の秀才で一目置かれている為か
今まで誰からも注意されたことはない

高1にして優秀な頭脳やズバ抜けた運動神経に
アイドルのような可愛げのあるルックスから
予想外の女を知り尽くしたかのようなセックスに
先輩から教師まで学校中の女を虜にしてきた

いつも家に帰るのは決まって夜遅く
親は昔から共働きで海外出張中で
女遊びも何でもやりたい放題

姉の沙羅が自分の為にご飯を作って
帰りを待っているのが少し心苦しい

「だから飯いらねーって言ってんじゃん
俺なんか待ってないで早く寝ろってば」

『毎日外食だと身体に悪いよ?たまには家で
お姉ちゃんの料理、食べて欲しいな…』

沙羅は寂しそうに食事を引き下げようとすると
歩夢は無言で食事に手をつけ始めた

「…もったいないから食べる」

『ありがとうっ!嬉しい!!』

沙羅の悲しむ顔を見たくないから
沙羅の前ではどうしても非情になりきれない
パァッと明るくなる沙羅に思わず照れ笑い

だけど、もう限界だった

いつまでも猫を被って優しい弟を演じるのは嫌だ
沙羅が自分以外の男と同じ空間にいるだけで
怒りがフツフツと込み上げてくる

ガタッ

歩夢はテーブルから立ち上がり
ソファーにいる沙羅へと擦り寄った
いつもと違う歩夢の表情と灰色の眼が鋭く光り
沙羅はビクッと怖気ついた

『歩夢…?どうしたの?』

「沙羅が悪いんだよ、誰にでもいい顔見せて
警戒心無さ過ぎるから…あんなヤツに!」

歩夢は沙羅を乱暴に押し倒すと
白い歯を見せ不敵な笑みを浮かべた

沙羅は歩夢の言動や行動が理解出来ずに
手に力を込めて抵抗はするものの
腕を押さえ込まれビクともしない

「沙羅の体はさ…
こうしてあげなちゃ生きられないんだよ」

『んんっ…!』

口を塞ぐように強引に舌を捻じ込まれ
顔を反らそうとすれば顎をガッチリと固定される
逃げ場のない沙羅の口の端からは
涎がだらしなく垂れ流れていく

手を使えない沙羅の口には布が詰め込まれ
その上から詰め込まれた布を吐き出せないよう
紐をグルグルと巻かれ噛まされた
声も動きも弟によって封じられてしまった沙羅

『んんーーーーーっ!!』

「助けを呼ぼうったって大声上げちゃダメだよ」

沙羅の白いブラウスのボタンを引き千切り
露わになった胸を乱暴に揉みしだきながら
片腕は白い生地のミニスカートの中に手を伸ばし
程よく引き締まった、柔らかい太腿の感触を味わう

下着の上から割れ目の窪みに手を沿わせ
グリグリと肉芽に軽く刺激を与えると
すぐさま自身の勃起しているモノを
沙羅の足と足の間に挟み擦りつけた

「さてと、俺との”初めて”は”忘れられないよう”に
痛い思いさせてあげよっかな」

歩夢は沙羅の下着を指で掻き分けると
まだ濡れてもない沙羅の秘部へと
反り立った肉棒を無理矢理押し込んだ

「うっわ!きっつ!処女だろこれ…っ」

『んん…っ!んあぁあっぁあああああ!』

強引に押し拡げられた膣穴を裂けるような激痛に
弟の行為は自分の秘部を傷めつける凶行でしかない
沙羅はひたすら懸命に許しを乞う

『いたぁああ、ゆる…ひてっ…もぅっ…むりっ!』

涙目で限界を訴えかけても聞き入れられず
何度も体位を変えてはひたすら腰を打ち付けられて
せめて早さをゆるめるか休憩が欲しいと願うも

浅く深く膣壁を擦られていくうちに次第に
嫌でも喘ぎのような声を漏らしてしまう沙羅

「やっぱ俺らは姉弟なだけあって
こっちの相性もバッチリだなっ…!」

”意識のある沙羅を犯す”ことに
あり得ないくらい興奮しきりの歩夢は
馬乗りになって沙羅の細腰を両手で掴み
無我夢中でパンパンと腰を叩き付けた

『んあぁぁぁぁぁあーっ!ひゃあっ!』

ピストンしながらクリトリスをギュッと抓ると
沙羅は狂ったような叫び声を上げる
それから息が止まりそうな深いキスをして
真っ赤に染まった乳首を弄ったり

体中いたるところに吸い付きキスマーク残しながら
歩夢は思いの縁をぶつけるかのように
沙羅の許可もないまま胎内射精を繰り返す

「はっ…またイクっ!」

ぐちゅぐちゅっ…ぴゅぴゅっ…

熱く激しい抜き挿しのスピードがさらに早まれば
胎内に大量の精液を吐き出される

収まりきらなかった精液がテーブルやソファや床に
ドバッと垂れ流れる、異様なリビングの光景

それでもまだ射精が止まらないうちから
精液を塗りつけるように、再びピストンを開始する
自分の膣内を満たしていく生暖かい粘液の感触に
いまだ一切衰えない弟の男根に愕然とする沙羅

「あと最低でも10回は辞めないからね…?」

『………っ!』

歩夢の言葉に血の気が一気に引いた
ぐすぐずに溶けきった抗えない快楽と
弟に犯されている背徳感が押し寄せる

遠退いていく意識の端で
何度も自分の名前を呼ばれている気がした

「…沙羅…沙羅…っ沙羅…っ!!」

気絶した沙羅をガクガクと揺さぶりながら
沙羅の意識を無理矢理戻したくて
歩夢は細い首を両手で絞め付けてみた

当然口に詰め込んだ布を外してあげて
酸素を求めてハァハァと息を荒げる沙羅の目に
光が灯れば啼かせたい一心で、腰の動きを強める

『…おねがっ…やめてっ…!…もう…むりぃ…!』

「今日は沙羅の可愛い喘ぎ声が枯かれるまで、
ずっと犯してあげるから…っ!」


6月10日 18:00 第二生物室

今日の放課後、たまたま通りかかった生物室から
馴染みのある声の甲高い喘ぎ声が聞こえてきた

相手はおそらく噂のアイツ、生物の椎名
いても立ってもいられず勢いよくドアを開けると
そこに目を疑う光景が飛び込んできた

「はは…テメェ、無事で済むと思うなよ」

そこから自分でも何をしたかはよく覚えていない
覚えてるのは床に飛び散った血痕
護身用のナイフできっと椎名を突き刺したんだ

そして隣に横たわっていた、意識のない沙羅を
欲望のままに、ただひたすらに犯していた

荒々しいピストンを繰り返しながら
膨らみを揺さぶるように撫で回す
ツンと主張している突起を指で舐ったり
吸い付いたり噛み付いたり

歩夢は沙羅を自分の色に染めたい
二人で一つになりたい
その一心で沙羅の体中を責め立てた

「俺以外の男と二人っきりになるなんて
絶対許さねぇからな…!」

射精してもすぐに勃ち上がる自身で
歩夢は沙羅のドロドロになった入り口を弄る
少しの休みを与える余裕もなく
獣のように覆い被さり荒々しく腰を打ち付けた

ぱんぱんっ…ビュっどくどく…

1時間足らずで沙羅のナカから
ゴボゴボと白濁が弾ける音がした
ピンク色だった秘穴はヒクヒクと痙攣して
割れ目が開いたままで真っ赤に腫れていた

そして俺は何事もなかったかのように
沙羅家へと運び、テキトー夜遊びして
いつも通り夜遅くに帰宅した

数時間前にあれだけ犯したのに
沙羅を目の前に理性も吹き飛んだ

確かに姉はいつも何事も忘れやすい
だけどさっきも何食わぬ顔で自分を出迎えた時に
沙羅の”普通じゃない体質”を確信した

俺にとっての性欲は食欲と同じで
生きる為に必要なエネルギー
それに姉は昔から病弱でやけに忘れっぽい
それはエネルギー不足がもたらす作用で
おそらく自分と同じ特異体質の人造人間

俺達が身体を求めるのは互いにプラスであり
別に何もおかしいことじゃない

一晩中沙羅のナカから楔を引き抜く事は無く
何度も中出しソファーやベッド、台所や風呂場まで

「さぁ沙羅…綺麗に体洗おっか…」

風呂場に移動してタイルの上に四つん這いにさせた
沙羅の完璧な裸体を歩夢はマジマジと見つめる
近付いて足を開かせて秘部を凝視してやると
沙羅は顔を真っ赤にして涙目になっていた

「うわぁ、もう吸収しちゃった?
あれだけ出したのにまだ足りないって?
沙羅はエッチで食いしん坊さんだなぁー」

歩夢はそそり勃っている自身を
既に濡れそぼった秘部に再び充てがう
こうした繰り返しを丸3日歩夢によって
狂ったような性の吐き出しが行われた

もはや揺さぶられるだけの沙羅は
人形のように横たわったまま朝を迎える

朝8時半、連日の無断欠勤を心配した
学校からの電話に目を覚ました

生まれたままの姿で仲良く姉弟が並んでいる

目を開けると歩夢が真隣でニッコリと微笑み
沙羅は目を潤ませ一筋の涙を零した
歩夢は涙に濡れる沙羅の頬に舌を這わせ
耳元を舐めしゃぶりながら囁いた

「沙羅、泣かないで…
この先もずっと愛を注いであげるからね」


沙羅を抱き締めながら歩夢は再び眠りにつく
これ以上ない幸せを噛み締めながら


片瀬END

歩夢END

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